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AI漫画はChatGPTで作れる?初心者向け作り方完全ガイド

00 AI漫画
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AIを使って漫画を作ってみたい。
でも、何から始めればいいのかわからない。

そんな人は多いのではないでしょうか。

最近はChatGPTを使って、漫画のアイデア出し、キャラクター設定、プロット、セリフ、画像生成用プロンプトまで作れるようになりました。

さらに、ChatGPTには画像生成や画像編集ができる機能もあります。OpenAI公式ヘルプでも、ChatGPT Imagesでは会話の中で画像を作成したり、既存画像を編集したりできると説明されています。(OpenAI Help Center)

ただし、ここで大切なのは、ChatGPTだけで完璧な漫画原稿が自動完成するわけではないという点です。

ChatGPTは、漫画制作のすべてを一発で完成させる魔法の道具ではありません。
しかし、初心者が漫画を作るときの「考える作業」を大きく助けてくれる強力な制作パートナーになります。

この記事では、ChatGPTを使ってAI漫画を作る方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。

  1. AI漫画はChatGPTで作れる?まず結論から解説
    1. ChatGPTだけで漫画を完成させるのは難しい
    2. ChatGPTが得意なのは企画・ネーム・セリフ・プロンプト作成
    3. この記事の対象読者
  2. ChatGPTでAI漫画を作る仕組み
    1. ChatGPTの役割
    2. 画像生成AIの役割
    3. 編集ソフトの役割
  3. 初心者向け:ChatGPTを使ったAI漫画の作り方
    1. ステップ1:テーマと読者を決める
    2. ステップ2:キャラクター設定を作る
    3. ステップ3:プロットを作る
    4. ステップ4:ネーム・コマ割りを作る
    5. ステップ5:画像生成用プロンプトを作る
    6. ステップ6:画像を生成してコマに配置する
    7. ステップ7:セリフ・効果音・仕上げを行う
  4. そのまま使えるChatGPTプロンプト例
    1. 漫画のアイデア出しプロンプト
    2. キャラクター設定プロンプト
    3. プロット作成プロンプト
    4. ネーム・コマ割りプロンプト
    5. 画像生成用プロンプト
  5. 画像生成AIと組み合わせて漫画風イラストを作るコツ
    1. 漫画風イラストに必要な指定項目
    2. キャラクターの見た目を安定させる工夫
    3. コマごとの構図を指定するコツ
    4. 画像が思い通りにならないときの修正方法
  6. AI漫画制作に使えるツールとワークフロー
    1. 無料で始める場合に必要なツール
    2. スマホだけで作る場合の注意点
    3. PCで作る場合のおすすめ制作手順
    4. ファイル管理と保存方法
  7. AI漫画を作るときの注意点
    1. 著作権・商用利用で確認すべきこと
    2. 既存作品に似すぎないための注意点
    3. 画像生成AIの利用規約を確認する
    4. Kindleや同人販売を考える場合の注意点
  8. よくある失敗と対処法
    1. ストーリーが薄くなる場合の改善方法
    2. キャラクターの見た目が安定しない場合の対処法
    3. セリフが説明っぽくなる場合の直し方
    4. コマ割りが単調になる場合の改善方法
  9. まとめ:ChatGPTを使えば初心者でもAI漫画制作を始められる
    1. 最初は短い漫画から試すのがおすすめ
    2. 今すぐ試せるチェックリスト
    3. いいね:
    4. あわせて読みたい記事

AI漫画はChatGPTで作れる?まず結論から解説

01

ChatGPTを使えば、AI漫画制作はかなり始めやすくなります。

ただし、最初に理解しておきたいのは、ChatGPTには得意な作業と苦手な作業があるということです。

ChatGPTが得意なのは、漫画の設計です。
たとえば、物語のアイデア、キャラクター設定、ページ構成、コマ割り、セリフ、画像生成AIに渡すプロンプト作成などです。

一方で、完成原稿のレイアウト、細かい絵柄の統一、吹き出し配置、印刷や販売用データの最終調整などは、別の画像生成AIや編集ソフトを組み合わせたほうが現実的です。

ChatGPTだけで漫画を完成させるのは難しい

ChatGPTだけで漫画を完成させるのは、現時点では簡単ではありません。

理由は、漫画には複数の工程があるからです。

漫画制作には、たとえば次のような作業があります。

・アイデア出し
・キャラクター設定
・プロット作成
・ページ構成
・ネーム作成
・コマ割り
・セリフ作成
・画像生成
・吹き出し配置
・効果音の配置
・仕上げ
・書き出し

このうち、ChatGPTが特に得意なのは、文章や構成を考える部分です。

反対に、完成原稿として読みやすく整える作業は、画像編集ソフトや漫画制作ソフトを使ったほうが安定します。

そのため、初心者の方は、

ChatGPTで全部を自動化する

と考えるよりも、

ChatGPTに漫画制作の設計を手伝ってもらう

と考えるのがおすすめです。

この考え方のほうが、失敗しにくくなります。

ChatGPTが得意なのは企画・ネーム・セリフ・プロンプト作成

ChatGPTが得意な作業は、主に以下のようなものです。

・漫画のアイデア出し
・キャラクター設定
・ストーリー展開の提案
・プロット作成
・ページごとの構成案
・コマ割り案
・セリフ作成
・画像生成用プロンプト作成
・完成後のチェック

特に初心者にとって助かるのは、ゼロから考える負担を減らせることです。

たとえば、自分では「女の子が冒険する話」くらいしか思いつかなくても、ChatGPTに相談すれば、舞台設定、主人公の性格、目的、敵キャラ、物語のオチまで広げてもらえます。

また、漫画を作るときは、絵だけでなく「どの順番で見せるか」も重要です。

ChatGPTを使えば、

1ページ目:主人公の悩みを見せる
2ページ目:事件が起きる
3ページ目:行動を決意する
4ページ目:オチや余韻で締める

といった流れも作れます。

つまり、ChatGPTは漫画制作における「脚本家」「構成作家」「ネーム相談役」のように使うと効果的です。

この記事の対象読者

この記事は、次のような人に向けて書いています。

・AI漫画を作ってみたい初心者
・ChatGPTで漫画制作ができるのか知りたい人
・絵が得意ではないけれど漫画を作ってみたい人
・画像生成AIとChatGPTを組み合わせたい人
・短い漫画やSNS投稿用漫画を作ってみたい人
・将来的にKindleや同人販売も考えている人

反対に、すでに商業漫画レベルの制作体制があり、作画・ネーム・編集・販売まで本格的に行っている人には、少し基本的な内容が多いかもしれません。

この記事では、まず初心者が1本の短いAI漫画を完成させることを目標に解説します。

ChatGPTでAI漫画を作る仕組み

02

AI漫画制作では、ChatGPTだけでなく、画像生成AIや編集ソフトを組み合わせるのが基本です。

それぞれの役割を分けると、作業がわかりやすくなります。

ChatGPTの役割

ChatGPTの主な役割は、漫画の中身を考えることです。

たとえば、以下のような作業に向いています。

・どんな漫画にするか考える
・主人公や登場人物を設定する
・物語の流れを作る
・ページごとの展開を考える
・コマ割り案を出す
・セリフを作る
・画像生成用プロンプトを作る
・完成後に矛盾をチェックする

初心者が漫画制作でつまずきやすいのは、絵を描く前の段階です。

「何を描けばいいのか」
「どういう順番で見せればいいのか」
「セリフをどうすれば自然にできるのか」

こうした部分をChatGPTに相談できます。

特に、漫画制作に慣れていないうちは、いきなり画像を作るよりも、先にChatGPTで設計図を作ったほうが失敗しにくくなります。

画像生成AIの役割

画像生成AIの役割は、キャラクターや背景、コマごとのイラストを作ることです。

ChatGPTで作ったプロンプトを画像生成AIに入力し、漫画に使う絵を作っていきます。

現在のChatGPTには画像生成機能もあり、テキストからイラストやビジュアルを作ることができます。OpenAI公式の機能概要でも、ChatGPTはアップロード画像の理解に加えて、テキストプロンプトからイラストやビジュアルを生成できると説明されています。(OpenAI Help Center)

ただし、画像生成では次のような問題が起きることもあります。

・同じキャラなのに顔が変わる
・服装が毎回少し違う
・手や指が不自然になる
・漫画のコマに合わない構図になる
・セリフを画像内に入れると文字が崩れる

そのため、初心者のうちは、画像内にセリフまで入れようとせず、絵だけを生成して、セリフは後から編集ソフトで入れる方法がおすすめです。

編集ソフトの役割

編集ソフトの役割は、生成した画像を漫画として読みやすく整えることです。

具体的には、以下のような作業を行います。

・コマを並べる
・余白を調整する
・吹き出しを入れる
・セリフを配置する
・効果音を入れる
・タイトルを入れる
・画像サイズを整える
・完成データを書き出す

使うソフトは、最初は難しいものでなくてもかまいません。

たとえば、以下のようなツールが候補になります。

・Canva
・CLIP STUDIO PAINT
・Photoshop
・スマホの画像編集アプリ
・PowerPointやKeynote

本格的に漫画を作るならCLIP STUDIO PAINTのような漫画制作向けソフトが便利ですが、最初の1本ならCanvaやスマホアプリでも十分練習できます。

大切なのは、最初から完璧な制作環境をそろえることではありません。
まずは短い漫画を1本完成させることです。

初心者向け:ChatGPTを使ったAI漫画の作り方

03

ここからは、ChatGPTを使ったAI漫画の作り方をステップごとに解説します。

初心者は、いきなり長編漫画を作ろうとしないほうがいいです。
最初は、1ページ漫画、4コマ漫画、SNS投稿用の短い漫画から始めるのがおすすめです。

ステップ1:テーマと読者を決める

最初に決めるべきなのは、漫画のテーマです。

テーマがあいまいなままだと、ストーリーもコマ割りも決まりません。

たとえば、以下のように決めます。

・読者:AI漫画に興味がある初心者
・テーマ:AIで漫画を作る楽しさ
・ジャンル:日常コメディ
・ページ数:1ページ
・雰囲気:明るく、少し笑える

ここで重要なのは、読者を決めることです。

同じ「猫の漫画」でも、子ども向けなのか、大人向けなのか、SNSでバズらせたいのか、販売用にしたいのかで内容は変わります。

ChatGPTには、次のように相談できます。

AI漫画を初めて作ります。
テーマは「AIで漫画を作る楽しさ」です。
初心者向けに、1ページで読める漫画のアイデアを10個出してください。
読後感は明るく、少し笑える感じにしてください。

このように伝えると、漫画のネタを複数出してもらえます。

ステップ2:キャラクター設定を作る

次に、登場人物を決めます。

漫画は、キャラクターが弱いと印象に残りにくくなります。

最低限、次の項目を決めると作りやすくなります。

・名前
・年齢
・性格
・見た目
・口調
・悩み
・目的
・読者に与えたい印象

たとえば、初心者向けのAI漫画なら、次のようなキャラクターが考えられます。

名前:ミナ
年齢:高校生
性格:好奇心旺盛だが少し不器用
悩み:漫画を作りたいけれど絵に自信がない
目的:AIを使って初めての漫画を完成させたい
口調:明るく、少し天然

キャラクター設定は、画像生成にも関係します。

そのため、見た目の情報も具体的にしておきましょう。

髪型:茶色のショートボブ
服装:白いパーカーとデニムスカート
表情:明るく親しみやすい
雰囲気:初心者でも応援したくなる雰囲気

この設定を作っておくと、あとで画像生成用プロンプトを作るときに便利です。

ステップ3:プロットを作る

プロットとは、物語の流れを簡単にまとめたものです。

初心者は、まず短い構成で考えるのがおすすめです。

たとえば、1ページ漫画なら以下のような流れで十分です。

1コマ目:主人公が悩んでいる
2コマ目:ChatGPTに相談する
3コマ目:アイデアが広がる
4コマ目:漫画作りに挑戦する
5コマ目:失敗するが改善する
6コマ目:初めてのAI漫画が完成する

このように、最初はシンプルでかまいません。

ストーリーを複雑にしすぎると、画像生成やコマ割りが難しくなります。

最初の目標は、すごい作品を作ることではなく、最後まで完成させることです。

ステップ4:ネーム・コマ割りを作る

ネームとは、漫画の設計図のようなものです。

どのコマに、どんな絵を入れるのか。
誰が何を話すのか。
読者の視線をどう動かすのか。

それを決める作業です。

ChatGPTには、次のように頼めます。

以下のプロットをもとに、1ページ漫画のネーム案を作ってください。

条件:
・6コマ構成
・右から左、上から下に読む
・各コマに「絵の内容」「セリフ」「表情」「カメラアングル」を入れる
・初心者にもわかりやすい構成にする

プロット:
主人公がAIを使って初めて漫画作りに挑戦し、失敗しながらも完成させる話。

ネームを作るときは、コマごとの役割を明確にすることが大切です。

たとえば、

1コマ目:悩みを見せる
2コマ目:きっかけを見せる
3コマ目:行動する
4コマ目:失敗する
5コマ目:改善する
6コマ目:完成・オチ

という形にすると、読みやすい漫画になります。

ステップ5:画像生成用プロンプトを作る

ネームができたら、各コマの画像生成用プロンプトを作ります。

ここで重要なのは、1枚ごとに何を描くかを具体的にすることです。

悪い例は、次のようなプロンプトです。

かわいい女の子が漫画を作っているイラスト

これだけだと、構図や表情、背景、雰囲気があいまいです。

良い例は、次のようなプロンプトです。

やさしいアニメ調のイラスト。
茶色のショートボブの高校生の女の子が、机の前でノートパソコンを見ながら悩んでいる。
白いパーカー、デニムスカート、少し困った表情。
机の上にはノート、ペン、マグカップ。
明るい昼の部屋、初心者が漫画制作に悩んでいる雰囲気。
横長構図、上半身が見える。
画像内に文字やセリフは入れない。

ポイントは、以下の情報を入れることです。

・画風
・キャラクターの見た目
・表情
・ポーズ
・背景
・構図
・カメラアングル
・画像内に文字を入れない指定

画像内の文字は崩れることがあるため、セリフや効果音は後から編集ソフトで入れるほうが安全です。

ステップ6:画像を生成してコマに配置する

プロンプトができたら、画像生成AIでコマごとの画像を作ります。

最初から完璧な画像を目指す必要はありません。

まずは、以下を確認しましょう。

・キャラクターがわかりやすいか
・表情がシーンに合っているか
・コマの役割が伝わるか
・背景がごちゃごちゃしていないか
・セリフを入れる余白があるか

漫画では、1枚の絵として美しいことよりも、コマとして読みやすいことが大切です。

背景を描き込みすぎると、吹き出しやセリフを入れにくくなります。
初心者のうちは、背景は少しシンプルにしたほうが扱いやすいです。

画像ができたら、編集ソフトに並べていきます。

1ページ漫画なら、まずは6コマ〜8コマ程度がおすすめです。

ステップ7:セリフ・効果音・仕上げを行う

最後に、セリフ、吹き出し、効果音を入れて仕上げます。

ここで気をつけたいのは、セリフを入れすぎないことです。

初心者の漫画では、説明したい気持ちが強くなりすぎて、セリフが長くなりがちです。

たとえば、悪い例は次のようなセリフです。

私は漫画を作りたいと思っているんだけど、絵が描けないから困っていて、でもChatGPTを使えばプロットやセリフを考えてもらえるらしいから、これから挑戦してみようと思う。

長すぎます。

漫画では、次のように短くしたほうが読みやすくなります。

漫画、作ってみたい。
でも……絵が描けないんだよね。

セリフは短く。
絵で伝えられる部分は絵に任せる

これを意識するだけで、漫画らしさがかなり上がります。

そのまま使えるChatGPTプロンプト例

04

ここからは、AI漫画制作に使えるプロンプト例を紹介します。

そのままコピーして使えるようにしていますが、自分の作品に合わせて内容を変えてください。

漫画のアイデア出しプロンプト

AI漫画のアイデアを考えてください。

条件:
・初心者でも作りやすい
・1ページ漫画にできる
・登場人物は2人まで
・読後感は明るい
・SNSに投稿しやすい内容
・オチがある

テーマ:
「AIを使って初めて漫画を作る」

このプロンプトは、最初のネタ出しに使えます。

ポイントは、「1ページ」「登場人物は2人まで」など、作りやすい制限を入れることです。

制限がないと、話が大きくなりすぎて制作が難しくなります。

キャラクター設定プロンプト

以下の漫画に登場する主人公のキャラクター設定を作ってください。

漫画の内容:
AIを使って初めて漫画作りに挑戦する初心者の物語。

作ってほしい項目:
・名前
・年齢
・性格
・見た目
・服装
・口調
・悩み
・目的
・読者に与える印象
・画像生成用の外見説明

雰囲気:
明るく親しみやすいキャラクターにしてください。

キャラクター設定は、あとで何度も使います。

特に、画像生成用の外見説明は保存しておきましょう。

キャラの見た目を安定させるためにも、毎回同じ設定を使うことが大切です。

プロット作成プロンプト

以下の条件で、1ページ漫画のプロットを作ってください。

テーマ:
AIを使って初めて漫画を作る

条件:
・6コマ構成
・初心者向け
・登場人物は主人公とChatGPT風のAIサポート役
・最初に悩みを見せる
・途中で小さな失敗を入れる
・最後は前向きなオチにする

出力形式:
1コマ目:
2コマ目:
3コマ目:
4コマ目:
5コマ目:
6コマ目:

このように出力形式まで指定すると、使いやすい形で返ってきやすくなります。

ネーム・コマ割りプロンプト

以下のプロットをもとに、漫画のネーム案を作ってください。

条件:
・1ページ漫画
・6コマ構成
・右から左、上から下に読む
・各コマに以下を入れる
 1. コマの大きさ
 2. 絵の内容
 3. キャラクターの表情
 4. カメラアングル
 5. セリフ
 6. 効果音が必要なら効果音

プロット:
ここにプロットを貼り付ける

ネームを作るときは、絵の内容だけでなく、コマの大きさやカメラアングルも指定すると便利です。

たとえば、

・大ゴマ
・顔のアップ
・引きの構図
・手元のアップ
・後ろ姿

などがあると、単調な画面になりにくくなります。

画像生成用プロンプト

以下の漫画の1コマを画像生成AIで作るためのプロンプトを作ってください。

条件:
・やさしいアニメ調
・画像内に文字やセリフは入れない
・キャラクターの表情を重視
・背景はシンプル
・セリフを後から入れられる余白を作る
・横長構図

キャラクター設定:
ここにキャラクター設定を貼る

コマの内容:
主人公がノートパソコンの前で悩んでいる。
AI漫画を作りたいが、何から始めればいいかわからない。
少し困った表情。

画像生成用プロンプトでは、「画像内に文字やセリフは入れない」と入れておくのがおすすめです。

文字はあとから自分で入れたほうが、読みやすくなります。

画像生成AIと組み合わせて漫画風イラストを作るコツ

05

AI漫画では、画像生成AIの使い方が仕上がりに大きく影響します。

ただ「漫画風にして」と伝えるだけでは、思ったような絵にならないことがあります。

どんな絵にしたいのかを、できるだけ具体的に伝えましょう。

漫画風イラストに必要な指定項目

漫画風イラストを作るときは、以下の項目を指定すると安定しやすくなります。

・画風
・キャラクターの見た目
・表情
・ポーズ
・服装
・背景
・構図
・カメラアングル
・光の雰囲気
・線の雰囲気
・色の雰囲気
・画像内の文字なし

たとえば、以下のような指定です。

やさしいアニメ調、漫画の1コマ風、明るい昼の部屋、白いパーカーの少女、困った表情、机の前でノートパソコンを見ている、上半身、少し俯瞰、背景はシンプル、セリフを入れる余白あり、画像内に文字なし

「漫画風」と一言で言っても、白黒漫画、カラー漫画、アニメ調、劇画調、水彩風など、いろいろあります。

自分が作りたい方向を決めてから指定しましょう。

キャラクターの見た目を安定させる工夫

AI漫画でよくある悩みが、キャラクターの見た目が毎回変わることです。

同じ主人公のはずなのに、髪型や顔つき、服装が変わってしまうことがあります。

対策としては、以下の方法があります。

・キャラクター設定を固定する
・毎回同じ外見説明を使う
・服装を固定する
・髪型、髪色、目の色を具体的に書く
・参考画像を使えるツールなら参考画像を使う
・1枚ずつ確認して、違う画像は使わない

たとえば、毎回以下のような説明を入れます。

茶色のショートボブ、丸い青い目、白いパーカー、デニムスカート、明るく親しみやすい高校生の女の子

見た目の説明が毎回違うと、画像生成AIも違うキャラクターとして解釈しやすくなります。

キャラクター設定は、作品ごとにメモとして保存しておきましょう。

コマごとの構図を指定するコツ

漫画では、構図がとても大切です。

すべてのコマが同じ距離、同じ角度、同じ表情だと、読んでいて単調になります。

構図には、次のような種類があります。

・顔のアップ
・上半身
・全身
・後ろ姿
・手元のアップ
・横顔
・引きの構図
・見上げる構図
・見下ろす構図

たとえば、6コマ漫画なら、次のように変化をつけます。

1コマ目:部屋全体を見せる引きの構図
2コマ目:主人公の困った顔のアップ
3コマ目:パソコン画面を見る手元の構図
4コマ目:驚いた表情の上半身
5コマ目:作業している横顔
6コマ目:完成して笑顔になる大きめのコマ

このように、コマごとに役割を変えると、漫画として読みやすくなります。

画像が思い通りにならないときの修正方法

画像生成AIでは、最初から理想通りの絵が出るとは限りません。

うまくいかないときは、プロンプトを少しずつ修正しましょう。

たとえば、キャラクターが小さすぎる場合は、

キャラクターの上半身を大きく見せる
顔と表情がはっきり見える構図

背景がごちゃごちゃする場合は、

背景はシンプル
机とノートパソコンだけ
余計な小物を入れない

セリフを入れる余白がない場合は、

画面上部に余白を残す
吹き出しを後から入れられる構図

と指定します。

一度で完成させようとするより、画像を見ながら修正していくほうが現実的です。

AI漫画制作に使えるツールとワークフロー

06

AI漫画を作るには、最低限いくつかのツールが必要です。

ただし、最初から有料ソフトをそろえる必要はありません。

まずは無料または低コストで始めて、慣れてきたら本格的な環境に移行するのがおすすめです。

無料で始める場合に必要なツール

無料で始めるなら、以下のような構成が考えられます。

・ChatGPT:アイデア、プロット、ネーム、セリフ作成
・画像生成AI:漫画用イラスト作成
・Canvaなどの編集ツール:コマ配置、文字入れ
・Googleドライブなど:データ保存

ChatGPTの無料プランでも高度な機能は使えますが、ファイルアップロードや画像作成などの機能には、無料プランではより厳しい利用制限があるとOpenAI公式FAQで説明されています。(OpenAI Help Center)

そのため、たくさん画像を作りたい場合や、作業量が多い場合は、利用回数や機能制限に注意が必要です。

初心者は、まず短い作品で試してみましょう。

スマホだけで作る場合の注意点

スマホだけでもAI漫画制作はできます。

ただし、スマホ制作には注意点があります。

・画面が小さいためコマ配置が難しい
・文字入れの細かい調整がしにくい
・ファイル管理が複雑になりやすい
・長い漫画を作ると作業が大変

スマホで作る場合は、1ページ漫画や4コマ漫画など、短い作品から始めるのがおすすめです。

また、セリフを入れるときは、文字サイズが小さすぎないように注意しましょう。

スマホ画面では読めても、別の端末では読みにくいことがあります。

PCで作る場合のおすすめ制作手順

PCで作る場合は、作業がかなり楽になります。

おすすめの流れは次のとおりです。

1. ChatGPTで企画を作る
2. ChatGPTでキャラクター設定を作る
3. ChatGPTでプロットを作る
4. ChatGPTでネームとコマ割りを作る
5. コマごとの画像生成プロンプトを作る
6. 画像生成AIでイラストを作る
7. 編集ソフトでページに配置する
8. セリフと吹き出しを入れる
9. 完成データを書き出す

PCなら、画像を並べたり、文字を調整したり、保存データを管理したりしやすくなります。

本格的にAI漫画を作りたい場合は、PCでの制作をおすすめします。

ファイル管理と保存方法

AI漫画制作では、ファイル管理も大切です。

画像をたくさん作ると、どれが完成版かわからなくなりやすいからです。

以下のようにフォルダを分けると管理しやすくなります。

AI漫画_作品名
├─ 01_企画
├─ 02_キャラクター設定
├─ 03_ネーム
├─ 04_生成画像
├─ 05_編集データ
├─ 06_完成版
└─ 07_投稿用

ファイル名も、わかりやすくしておきましょう。

page01_panel01.png
page01_panel02.png
page01_panel03.png

このようにしておくと、後から修正するときに迷いにくくなります。

AI漫画を作るときの注意点

07

AI漫画を作るときは、便利さだけでなく注意点もあります。

特に、著作権、商用利用、既存作品との類似、利用規約は必ず確認しましょう。

著作権・商用利用で確認すべきこと

AI漫画を趣味で作るだけなら大きな問題になりにくい場合もありますが、販売や収益化を考える場合は注意が必要です。

確認すべきことは、主に以下です。

・使用するAIサービスの商用利用可否
・生成画像の利用条件
・既存作品や有名キャラに似すぎていないか
・素材やフォントの利用規約
・販売先プラットフォームのルール

特に、画像生成AIごとに利用規約が異なります。

「AIで作ったから自由に使える」と考えるのは危険です。

必ず、自分が使っているツールの公式ルールを確認しましょう。

既存作品に似すぎないための注意点

AI漫画を作るときに避けたいのが、既存作品に似すぎることです。

たとえば、以下のような指定は注意が必要です。

・有名漫画家の絵柄にそっくり
・既存アニメキャラに似せる
・有名作品の世界観をそのまま使う
・既存キャラの名前や設定を少し変えただけ

初心者は、つい「〇〇風」と指定したくなるかもしれません。

しかし、商用利用や公開を考えるなら、自分のオリジナル要素を強くしたほうが安全です。

おすすめは、次のように指定することです。

・やさしいアニメ調
・明るいカラー漫画風
・水彩風の柔らかい雰囲気
・線がきれいな現代的イラスト

特定の作品名や作家名に頼らず、一般的な画風表現で指定しましょう。

画像生成AIの利用規約を確認する

画像生成AIを使う場合は、必ず利用規約を確認しましょう。

確認すべきポイントは以下です。

・商用利用できるか
・生成画像の権利はどう扱われるか
・禁止されている表現はあるか
・成人向け表現の扱い
・販売物への使用が許可されているか
・クレジット表記が必要か

また、ChatGPTで生成された画像については、OpenAI公式ヘルプで、ChatGPTなどで生成された画像にはC2PAメタデータとSynthIDウォーターマークが含まれると説明されています。(OpenAI Help Center)

このように、AI生成物にはサービスごとの仕様や取り扱いがあります。

作品を公開・販売する前に、自分が使っているツールのルールを確認しておきましょう。

Kindleや同人販売を考える場合の注意点

AI漫画をKindleや同人販売サイトで販売したい場合は、さらに注意が必要です。

たとえば、Amazon KDPでは、AI生成コンテンツを出版する場合、AI生成のテキスト・画像・翻訳を含むコンテンツについて申告が必要とされています。一方で、AI補助コンテンツとは区別されています。(Amazon Kindle Direct Publishing)

つまり、AIを使った作品を販売する場合は、

・販売先のAIコンテンツに関するルール
・作品ジャンルごとの規約
・表紙画像の扱い
・本文画像の扱い
・年齢制限や成人向け表現のルール

を確認する必要があります。

この記事では詳しい販売手順までは扱いませんが、公開や販売を考えている人は、必ず各サービスの公式情報を確認してください。

よくある失敗と対処法

08

AI漫画制作では、初心者がつまずきやすいポイントがあります。

ここでは、よくある失敗と対処法を紹介します。

ストーリーが薄くなる場合の改善方法

AIで作った漫画は、ストーリーが薄くなることがあります。

よくある原因は、出来事だけを並べてしまうことです。

たとえば、

主人公が悩む
AIに相談する
漫画が完成する
嬉しい

これだけだと、少し物足りません。

改善するには、主人公の気持ちの変化を入れましょう。

最初:自信がない
途中:失敗して落ち込む
変化:少しずつ形になって楽しくなる
最後:完璧ではないけれど完成して嬉しい

漫画では、出来事だけでなく、感情の変化が大切です。

ChatGPTに頼むときも、

主人公の感情の変化が伝わるようにしてください。

と指定すると、内容が良くなりやすいです。

キャラクターの見た目が安定しない場合の対処法

キャラクターの見た目が安定しない場合は、設定を固定しましょう。

毎回違うプロンプトを書くと、AIは別のキャラクターとして生成しやすくなります。

対策は以下です。

・キャラクター設定表を作る
・外見説明を毎回同じにする
・服装を固定する
・髪型と髪色を具体的にする
・使用する画像生成AIの参照画像機能を活用する

特に、主人公の服装は固定したほうがいいです。

服装が毎回変わると、読者が同じキャラクターだと認識しにくくなります。

セリフが説明っぽくなる場合の直し方

ChatGPTでセリフを作ると、説明っぽくなることがあります。

その場合は、次のように指示しましょう。

セリフを短くしてください。
説明ではなく、感情が伝わるセリフにしてください。
漫画らしく、1つの吹き出しは短めにしてください。

たとえば、説明っぽいセリフは以下です。

私はAIを使って漫画を作ることで、絵が描けないという問題を解決できるかもしれないと思っています。

漫画向けに直すと、こうなります。

これなら……私にも作れるかも。

セリフは短いほど、絵と組み合わせたときに強く伝わることがあります。

コマ割りが単調になる場合の改善方法

コマ割りが単調になる原因は、すべてのコマを同じ大きさ、同じ距離で作ってしまうことです。

対策として、以下を意識しましょう。

・大ゴマを1つ入れる
・顔のアップを入れる
・手元のアップを入れる
・引きの構図を入れる
・沈黙のコマを入れる
・最後のコマを少し大きくする

たとえば、6コマ漫画なら、最後のオチや感情が動く場面を大きくすると、印象に残りやすくなります。

ChatGPTには、次のように頼めます。

コマ割りが単調にならないように、アップ、引き、手元、表情の変化を入れてネームを作ってください。

この一文を入れるだけでも、構成がかなり改善されます。

まとめ:ChatGPTを使えば初心者でもAI漫画制作を始められる

09

ChatGPTを使えば、初心者でもAI漫画制作を始めやすくなります。

ただし、ChatGPTだけで完成原稿をすべて自動で作るのは難しいです。

現実的には、次のように役割を分けるのがおすすめです。

ChatGPT:
企画、キャラクター設定、プロット、ネーム、セリフ、画像生成プロンプト

画像生成AI:
キャラクターや背景、コマごとのイラスト作成

編集ソフト:
コマ配置、吹き出し、セリフ、効果音、仕上げ

この流れで作れば、絵が得意ではない人でも、短い漫画から制作を始められます。

最初は短い漫画から試すのがおすすめ

初心者が最初から長編漫画を作ろうとすると、途中で挫折しやすくなります。

まずは、以下のような短い作品から始めましょう。

・4コマ漫画
・1ページ漫画
・SNS投稿用の短編漫画
・キャラクター紹介漫画
・商品紹介用の簡単な漫画

短い漫画でも、完成させることで制作の流れがわかります。

最初の1本で大切なのは、完璧な作品を作ることではありません。
最後まで作って、改善点を見つけることです。

今すぐ試せるチェックリスト

最後に、AI漫画制作を始めるためのチェックリストをまとめます。

□ 漫画のテーマを決めた
□ 読者を決めた
□ 主人公の設定を作った
□ 1ページまたは4コマの短い構成にした
□ ChatGPTでプロットを作った
□ ChatGPTでネーム・コマ割りを作った
□ コマごとの画像生成プロンプトを作った
□ 画像生成AIでイラストを作った
□ 編集ソフトでコマを配置した
□ セリフと吹き出しを入れた
□ 文字が読みやすいか確認した
□ キャラクターの見た目が大きく変わっていないか確認した
□ 利用規約や商用利用条件を確認した

AI漫画制作は、最初から完璧にできなくても大丈夫です。

大切なのは、ChatGPTに丸投げすることではなく、ChatGPTを使いながら自分の作品として整えていくことです。

まずは短い漫画を1本作ってみましょう。
そこから、プロット、ネーム、画像生成、仕上げの精度を少しずつ上げていけば、AI漫画制作はどんどん楽しくなります。

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