「夏バテにならないには、どうすればいいの?」
夏の暑さに身体が対応できず、食欲不振におちいったり、ひどい疲労感を生じさせたりする「夏バテ」。
ほおっておくと「熱中症」に進行する危険さえあります。しっかり予防して、夏バテになるリスクを減らしたいですね。
ですが、夏バテの効果的な予防法を知っている方は、それほど多くないかも知れません。
- 夏バテの効果的な予防法ってあるの?
- 夏バテになりがちなNG行動ってなに?
- できれば夏バテになったときの対処法も知りたい!
など、「夏バテ」について知りたいことも多いはず。
そこで今回は、「夏バテの効果的な4つの予防法」を解説します。
また、夏バテになってしまった場合の対処法や、夏バテになりがちなNG行動も紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
夏バテに効果あり!予防法4選
ここでは夏バテを効果的に予防する4つの方法を紹介します。習慣にして、夏バテなんかとは無縁な生活を送りましょう !
1.「ゆっくりと睡眠をとる」
ゆっくり睡眠をとって睡眠の質を向上させ、疲労回復・ストレス解消を図るのが目的です。質の悪い睡眠による疲労の蓄積は、夏バテの原因の1つです。ゆっくりと寝て、身体と心を回復させましょう。
市販の快眠グッズ、快眠音楽(セラピー音楽)、アロマなどを利用するとより高い効果が期待できます。
2.「ぬるめのお風呂に入る」
38~40℃のぬるめのお風呂に30分くらいかけてゆっくりと入ります。
これは自律神経のバランスを整えるのが目的です。自律神経の不調も、夏バテの原因の1つです。ぬるめのお風呂にゆっくり入って身体をリラックスさせましょう。
のぼせやすい方は、頭に冷たいタオルを乗せておくとのぼせずに済みますよ。
3.「のどが渇く前に水分・ミネラルをとる」
発汗によって失われた水分やミネラルの補給が目的です。「のどが渇く前」に補給するのがポイント です。
お風呂に入る前や、寝起き、就寝前に補給する習慣をつけるとよいでしょう。
水分やミネラルは、スポーツドリンク、トマトジュース、ピュアウォーター(純水)などから補給できます。また、味噌汁や甘酒も効果的です。
4.「栄養補助食品(サプリメント)を活用する」
栄養補助食品(サプリメント)を活用して、不足しがちなミネラルや栄養素を手軽に摂取するのが目的です。
ビタミンB群やビタミンA・C・E、クエン酸、アミノ酸、アリシン、DHA、EPAなどを含むサプリメントが効果があります。
夏バテになってしまったら!対処法3選
せっかく予防を心がけていても、ちょっとした油断から夏バテになってしまうこともあるかもしれません。
そこでここでは、夏バテになったときの効果的な治し方を紹介します。すぐにできる方法ばかりです ので、「夏バテかな?」と感じたら、即、実行してみましょう。
1.「水分を素早く補給する」
スポーツドリングなどで体外へ出てしまった水分やミネラルを素早く補給します。脱水症状の回復は、夏バテの解消に効果的です。
ただし、スポーツドリンクは糖分が多いので飲み過ぎには注意しましょう。
2.「室内の温度を上げる」
室内温度を外気温との差が5℃以内になるように調整します。自律神経のバランスが回復し、夏バテ解消の効果が期待できます。
ただし、エアコンの風が直接体にあたらないように注意しましょう。
3.「軽くストレッチをする」
軽いストレッチは食欲を回復させ、夏バテ解消に効果があります。
体を痛めないように、気持ち良い痛みを感じる程度にストレッチしてみましょう。
夏バテを引き起こしがちな行動とは?
ここでは夏バテを引き起こしてしまいがちな行動を紹介します。
- 食事をつくるのが面倒で、お菓子やアイスなどで済ませてしまう
- あっさりしたものや、冷えているようなものばかり食べてしまう
- ジュースや炭酸飲料を大量に飲んでしまう
- エアコンの設定温度を低くしすぎてしまう
暑くなると多くの方がなにげにしてしまう行動 ですね。でもこれらの行動は、夏バテを引き起こすリスクが非常に高いので、意識して減らすように心がけましょう。これらの行動に気をつけるだけでも、夏バテ対策としての効果が期待できます。
そもそも「夏バテ」とは?症状や原因を紹介!
そもそも夏バテとはなんなのでしょうか?
結論をいえば、「胃や腸への過度な負担」や「自律神経の乱れ」によって引き起こされる症状です。症状には、主に食欲不振や疲労感、眠気、下痢、吐き気、立ちくらみ などがあります。
そして夏バテは、「質の悪い睡眠」「水分・ミネラル(塩分など)不足」「室内と外気温の差」「冷たいもののとりすぎ」などが主な原因です。
対処をせずにほおっておくと熱中症になる危険があるので、十分注意しましょう。
まとめ
今回は、夏バテに効果的な予防法や、なってしまった場合の対処法などを解説してきました。また、夏バテを引き起こしがちな行動も紹介しています。
正しく理解して実行すれば、夏バテになるリスクは間違いなく減らせるでしょう。
夏には多くの行事やイベントが開催されます。海水浴やキャンプ、そして花火大会など、いまから楽しみにしている方も多いでしょう。
夏バテをしっかり予防して、楽しみを逃さないようにしたいですね。