コロナ禍の影響で仕事が減り、収入が激減。もうこれ以上はムリ!というほど頑張っているのに状況はまったく良くなってくれません。
気分が落ち込み毎日が憂うつです・・・・・・。
もうこうなったら神頼みです。
金運に良いと言われている神社に願掛け(がんかけ)するしか方法がありません。
なにしろもうすぐお正月です。“初詣(はつもうで)”で、神様にキッチリとお願いしてきますね。
この記事では、お詣りすると神様が金運をアップしてくれるという全国の神社を20カ所紹介してみました。
年に1度のチャンスです。逃す手はありません。
神様のご利益で、コロナなんて撃退です!
金運に効く!初詣におすすめの神社20選
日本三大金運神社
日本には、金運に良いとされる多くの神社がありますが、これから紹介する3つの神社は特に大きなご利益がもらえると有名なんです。
ちょっと遠いところもありますが、無理をしてでも行ってみる価値は十分にありそうです。
めざせ、金運アップ!です。
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安房神社(あわじんじゃ)【千葉県館山市】
日本で最も知られているイヤシロチとの事ですが、私は知りませんでした。
勉強不足が恥ずかしいです。
池のほとりには樹齢が500年にもなる御神木がたっているそうですよ。
安房神社の神様は産業創始の神様で、仕事がうまくいくように力をかしてくれるそうです。
一心にお祈りしてみたいと思います。
創建は紀元前660年。
今から2500年以上も前の神武天皇の即位した年です。
神武天皇とは、日本書紀に書かれている日本で1番最初の天皇なんです。
御祭神は天太玉命(あめのふとだまのみこと)です。この神様が産業創始の神様です。
ちょこっとコラム イヤシロチとケガレチ
それぞれの特徴には、<イヤシロチ>人が健康に暮らせて気持ちが癒される。道路や建物などが長持ちする。植物の育成が良い。<ケガレチ>人が病気になりがち。嫌な気持ちになる。道路や建物の破損、腐敗が早い。植物が良く育たない。
などがあります。
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新屋山神社(あらややまじんじゃ)【山梨県富士吉田市】
新屋山神社は、富士山を背に北向きに建てられています。
その富士山の二合目には神社の奥宮(おくのみや)が存在します。
境内には「御神石」というピラミッド型をした重そうな石が置いてあり、参拝者はこの石を使って神様にお伺いをたてることができます。
やり方は簡単で、3回持ち上げるだけです。
もし重さが変わったと感じたなら、願いが聞き届けられた証になるそうですよ。
創建は西暦1534年(天文3年)。室町時代で後奈良天皇の世です。
御祭神は大山祗命(おおやまつみのみこと)です。地元の人からは「ヤマノカミサマ」と慕われているそうです。
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金劔宮(きんけんぐう)【石川県白山市】
ソフトバンクの孫さんなど、有名人の参拝者が多いことで有名です。
境内の奥には彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)を祀る(まつる)乙劔社(おとつるぎしゃ)あり、最も金運のご利益があるスポットとされています。
社務所では金運アップのための三種の神器とお守りをセットで買いましょう。
三種の神器には八咫鏡(やたのかがみ)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(さやかにのまがたま)が入っています。
三種の神器、お守りとも500円で売っています。
※値段は変更されることがありますので、ご注意ください。
創建は紀元前95年の崇神天皇(すじんてんのう)の世です。今から2000年以上も昔になりますね。
石川県で最古の神社とのことですよ。
主祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)です。
相殿として大国主神(おおくにぬしのかみ)、大山咋神(おおやまくいのかみ)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、事代主神(ことしろぬしのかみ)、猿田彦神(さるたひこのかみ)の4柱がひかえています。
ちょこっとコラム ご利益の種類って?
今回はとにかく“金運”のご利益、できれば宝くじがドーンと当たるようなご利益を得られる神様をお祀りしている神社を紹介しています。
でもご利益って金運以外にもありますよね。いったいほかにはどんなご利益があるのだろう、と思って調べてみたら、
「学業成就」「開運成就」「商売繁盛」「縁結び」「安産・子宝」「長寿・健康」「厄除け」などたくさんありました。
それぞれにお願いする神様は違うようです。
お詣りに行くときは、その神社にどんな神様が祀られているのかをちゃんと調べてから行くようにしたいですね。
身近な金運神社
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蕪嶋神社(かぶしまじんじゃ)【青森県八戸市】
蕪島の小高い丘の上に建てられていて、見た目のインパクトがとにかくスゴイです。
浜辺には数万羽のウミネコが飛び回り、「運」を運んでくれるとして有名です。
つまり、ウミネコが空から落とす“ウン(つまりフン)”を付けられた人は運をつかんだということなのです。
ウミネコにウンを付けられた人は、社務所から「開運証明書」をもらうことができます。
また、蕪を“株”とかけて縁起をかつぐ人も多く、企業家には「かぶあがりひょうたんお守り」がとても人気とのことですよ。
境内には弁財天(八戸弁財天)も祀られています。
創建は西暦1296年(永仁4年)。鎌倉時代の伏見天皇の世です。
主祭神は市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)です。
相殿として天照皇御神(あまてらすおおかみ)、高霊神(たかおがみのかみ)、大物主命(おおものぬしのみこと)がひかえます。
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金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)【宮城県岩沼市】
金蛇水神社では、ほかの神社では見たことのない独特の金運アップ法があります。
それは、境内にたくさん並んでいる蛇紋石から自分の直感で1つを選び、そっとなでるというものなのです。
これにより金運アップは間違いなし!といわれています。
ちなみに、蛇紋石とは蛇の紋様が自然に浮き出た不思議な石のことです。
境内には樹齢300年の御神木「九竜の藤」があります。壮観です。
本殿に祀られている御神体は弁財天(金蛇弁財天)です。
この弁天様も一風変わっていて、ほかの神社では滅多に見られない8本の手を持った八臂(はっぴ)の弁天様なのです。
これが古来インドから日本に伝わったままの姿とのことですよ。
創建は、今から1000年以上も昔の平安時代、一条天皇の世といわれていますが、正確な記録は残っておりません。
御祭神は水速女命(みずはやめのみこと)です。
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伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)【福島県会津美里町】
伊佐須美神社は磐梯山と明神ヶ岳から山の大地のエネルギーを受けて、金運・仕事運をアップしてくれる神社とのことです。
社務所での一番人気は「強運お守り」で、クリスタルのような外見をした2体1組のお守りです。
このお守りを手に入れたら、境内では袋に入れずに両手で包みこんで持ち歩いてください。
それが金運をアップする方法なのです。
「強運お守り」は全国へも発送しています。値段は2.000円で、しかも送料は無料です。ありがたいことです。
創建は紀元前88年の崇神天皇の世です。2000年以上の歴史があるのですね。
御祭神は伊佐須美大神とよばれる4柱の神様です。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、伊大毘古命(おおひこのみこと)、建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)の神様となります。
ちょこっとコラム 神様の数え方
私も初めて知ったのですが、神様って「ひと柱」「ふた柱」って数えるそうです。
でもなぜ「柱」なのか、疑問ですよね。疑問に思ったら、やはり調べないと気になって仕方がありません。ということで調べてみました。
元々は「日本書紀」(西暦720年の奈良時代に成立した日本初の正史)に書かれている記述から来ているという説が有力なようです。
日本書紀には「古墳時代の日本には有力な氏族がいくつもあり、それぞれの氏族が柱を建てて神様を降臨させていた」とうかがえる内容が書かれているそうです。
そこから神様を数えるときは「柱」を使うようになったそうですよ。
日本で一番最初に神様を「柱」と数えている文献は、「古事記」(奈良時代に書かれた、天皇の神話が書かれている日本最古の書物)とのことです。とても歴史のある数え方なのですね。
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白蛇辨財天(はくじゃべんざいてん)【栃木県真岡市】
神社の入り口には社の中に住んでいるといわれる2匹の白蛇をかたどった像が鎮座して、お詣りに来る人を出迎えてくれます。
この白蛇は弁財天のお使いといわれています。両方ともとぐろを巻きながら、一方の蛇は口をカッと開けていて、もう一方の蛇は口に巻物をくわえているんです。
境内には本殿の地下から湧き出ている御神水「金運銭洗いの滝」があって、お詣りしたらここでお金を洗い清めます。
硬貨だけではなくお札も大丈夫です。
これによって金運をアップさせることができるそうですよ。ぜひやってみたいです。
本殿には御神体として八臂辨財天座像が祀られています。
創建は1522年の戦国時代。安芸の宮島厳島から今の古池ヶ淵に御分霊されたといわれています。
御祭神は市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)です。
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中之嶽神社(なかのたけじんじゃ)【群馬県下仁田町】
中之嶽神社は、神の山とも呼ばれている妙義山に建てられている神社です。
御神体である「轟岩(とどろきいわ)」の手前には金ピカの大黒様が鎮座しています。
この大黒さま、隣に建っている2階建ての家よりも高くて、身長が20メートルもあるんです。
日本一の大黒様といわれていて、右手には厄災をなぎ払うための剣をたずさえています。心強いですね。
日本一の大黒様を通り過ぎると「大國神社」にたどり着きます。
狛犬と一緒に2体の大黒様が出迎えてくれますよ。
こちらの大黒様は、一人は小槌(こずち)、もう一人は剣をたずさえています。
そのあと轟岩のふもとにある拝殿へと向かうことになるのですが、これがまた、長くて急な石段を延々と登ることになります。
でもこうして苦労してたどり着くからこそ、ご利益がいただけるというものなのでしょう。
「中之嶽神社にお詣りしたあとに宝くじにあたった!」という人はたくさんいらっしゃるという話です。
うらやましいです。
創建は西暦819年の平安時代。嵯峨天皇(さがてんのう)の世になります。
御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)です。
ちょこっとコラム 轟岩ってなあに?
苔(こけ)むした狛犬さんが出迎えてくれる、かなり急な長い石段を登ると到着します。
岩の高さは800メートルもあり、その迫力には圧倒されるばかりです。
しかも驚くことに、轟岩は頂上へ登ることもできるんです。ただしその道は険し過ぎです。「本当に歩けるの?」と思わず引き返したくなるような狭い幅の道を、岩に設置されている鎖(くさり)を頼りに登ることになるんです。
そうして登った岩の頂上からの眺めはとにかく絶景とのことですのでチャレンジする価値はあるかもしれません。
でも高いところが苦手な方にはちょっとおすすめできないかも、です。
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聖神社(ひじりじんじゃ)【埼玉県秩父市】
聖神社のある一帯は、日本初の自然銅の発掘地です。
そこから発掘された銅によって造られた貨幣「和同開珎(わどうかいちん)」が日本初の貨幣とのことです。
そのため、神社に向かって右手には巨大な「和同開珎」のオブジェが置かれているんです。
神社のそばには「日本の貨幣発祥の地」のオブジェも置かれています。
本殿は秩父市有形文化財に指定されていて、神社の宝物庫には日本で最初に作られた貨幣が2枚と、朝廷から賜ったという銅製のムカデが一対保管されています。
また、隣には和銅出雲神社も建っていますよ。
銅の採掘跡へ向かう途中にある「銅洗堀(どうせんぼり)」で硬貨を洗うと金運アップのご利益が得られるといわれています。やってみたいですね。
創建は西暦708年(和銅元年)の飛鳥時代。元明天皇(げんめいてんのう)の世です。
御祭神は金山彦尊(かなやまひこのみこと)です。
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大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)【茨城県大洗市】
荒波の打ちつける大洗海岸の岩場に建てられている「神磯の鳥居」は、大己貴命(おおなむちのみこと)(大黒様)と少彦名命(すくなひこなのみこと)(恵比寿様)が降臨された地として知られているとのことです。
鳥居は、潮が満ちると海の中に建っているように見えることで有名です。
社殿に続く参道には真っ白な鳥居があり、そこをくぐると大黒様と恵比寿様が鎮座されている随神門が建てられています。
この随神門に鎮座している大黒様と恵比寿様を撫でれば撫でるほど金運がアップするといわれていますよ。
ぜひ、やってみたいです。
創建は西暦856年の平安時代。文徳天皇の世です。
戦火によって1度消失していますが、1690年に水戸黄門としても有名な徳川光圀公により起工され、1730年に完工しています。
御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)(大黒様)です。
この地にともに降り立った恵比寿様は、8キロほど離れた酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)の御祭神となっています。
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蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)(上神明天祖神社)【東京都品川区】
蛇窪神社は、金運アップのご利益としては関東地方で最強といわれています。
境内の奥に建てられている厳島弁財天大神には、白蛇様・龍神様・弁天様が一緒に祀られているんです。
社殿の向かって右側には、「撫で白蛇」様が鎮座されていて、ナデナデするとご利益がアップするとのことです。
これはやるしかありません。
創建は1271年(文永8年)の鎌倉時代。
御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)です。
ちょこっとコラム 蛇はなぜ金運に良いの?
昔から、蛇の抜け殻を財布に入れたり、蛇革の財布を持ったりすることは金運に良いとされてきました。
でも、なぜなのでしょうか?ということで、ちょっと調べてみました。
蛇は脱皮して成長するため、古来から「再生」と「無限」の象徴とされてきたようです。
そのためこれが、無限の金運を得たい!という願いに結びついたとされる説が有力です。
特に白蛇は弁財天の化身といわれて大切にされています。
ちなみに、財布に入れる蛇の抜け殻は、できるだけ型くずれのないものが縁起が良いとされているとのことですよ。
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銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてんうがふくじんじゃ)【神奈川県鎌倉市】
源氏山公園の西側の道路を北へ向かって坂道を上がっていくと、左側の崖にポッカリと口を開けた大穴に出会います。
その穴の入り口には石造りの白い鳥居と「銭洗弁財天」とかかれた提灯が、、、、、、。
そうです。
ここが宇賀福神社の入り口なのです。
その先にはいくつもの鳥居が連なっていて、まるで黄泉の国にでもいざなわれているかのようです。
とても神妙な気持ちになりますよ。
宇賀福神社で金運アップのご利益を得たいなら、やはり霊水「銭洗水」でしょう。
ここで洗ったお金は“すぐに使う”のがポイントです。
使うことによって何倍にもなって戻って来るといわれているからです。
「巳の日」は特にご利益が高いとのことですので狙い目ですよ。
創建は西暦1185年(文治元年)の鎌倉時代。
源頼朝が「巳の月の巳の日」に見た夢に導かれて建立したと伝えられています。
御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。
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來宮神社(きのみやじんじゃ)【静岡県熱海市】
熱海市の來宮神社は、全国に44社ある來宮神社の総社になります。
すごいですね。
お社の下には「弁財岩」と呼ばれるパワースポットがあり、岩を撫でるとお金の垢(あか)を落としてもらえて金運がアップするといわれています。
岩のそばには超絶美人の弁天様と白蛇たちがたたずんでいるそうです。
“見える”人には見えるのかもしれません。ぜひとも行ってみたいです。
お水取りではご神水もいただけて、9日間続けて飲むことでご利益がアップすると言われています。
忘れずにいただかないとなりませんね。
境内にある御神木は樹齢2000年の大楠で、根本には祠(ほこら)も祀られています。
全国で2位の巨木で、国の天然記念物に指定されています。見応えありそうです。
また、驚きなのですが境内の敷地でカフェも営業されているんです。
境内に隣接しているのではなく、“中で”ですよ。
お詣りをして境内を見て回ったあとにホッと一息つけるところがあるなんて、ステキだと思いませんか。
創建は西暦710年(和銅3年)の飛鳥時代と伝承されていますが、はっきりはしていません。
征夷大将軍坂上田村麻呂の戦勝祈願が起源になったと伝えられています。
主祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)です。
相殿として大己貴命(オオナムチノミコト・大黒様)もいらっしゃいます。
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三光稲荷神社(さんこういなりじんじゃ)【愛知県犬山市】
三光稲荷神社は犬山城のふもとに建っている神社です。
入り口では幾重(いくえ)にも連なった赤い鳥居が出迎えてくれます。とても壮観です。
境内には「銭洗い稲荷神社」があります。
ここでお金を洗い清めると金運をアップさせることができるそうです。
お金が何倍にもなって帰ってくるというのですからやるしかないですね。
洗い場にはカエルの置物がたくさんおいてあって「お金が帰る」をかけて縁起をかついでいるそうです。
また、願いをかなえてくれるという「おもかる石」も有名です。
持ち上げる前に重さを想像し、実際に持ったときに想像よりも軽かったら願いがかなうそうです。
絶対チャレンジしなければ、ですね。
境内にはほかにも、猿田彦神社と姫亀神社の2つの社が建っています。
創建は西暦1586年(天正14年)の安土桃山時代。豊臣秀吉が天下を治めていた時代です。
主祭神は宇迦御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)で、商売繁盛のお稲荷さんです。
相殿として猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)、大宮女大神(オオミヤノメノオオカミ・姫亀)がいらっしゃいます。
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金神社(こがねじんじゃ)【岐阜県岐阜市】
金神社の参道では、とても立派な金の鳥居と一対のお稲荷さんがお出迎えしてくれます。
初詣に絶対におすすめなのは「昇殿参拝」です。
正月三が日のみのご神事で、参加した人には熊手が授与されます。
この熊手には財宝が集まるご利益が込められているそうですよ。なんとしても欲しいものです。
毎月の最終金曜日は「Premium金Day」となっていて、この日だけ特別に霊験あらたかな金の御朱印をいただくことができます。こちらも逃せませんね。
また、三光稲荷神社と同じように金神社にも「おもかる石」があるんです。
こちらでも、想像したよりも石が軽ければご利益がもらえるそうですよ。
境内には「君が代」にも歌われている「さざれ石」がおいてあります。こちらも縁起が良いと有名です。
そして境内には金神社の名物でもある「ナンジャモンジャの木」が、金の鳥居よりも高く伸びています。
まるで雪をかぶっているような白い花を咲かせて参拝する人を癒やしていますよ。
4月から5月にかけてが見頃とのことです。
創建は西暦135年。今から1800年以上も前の成務天皇の世になります。
御祭神は渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)です。
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清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)【兵庫県宝塚市】
清荒神清澄寺で金運アップのご利益を得るには、まず御神木「荒神影向(こうじんようごう)の榊」の根本に投げ入れられているお賽銭(おさいせん)を“持ち帰り”、財布に入れてお守りにします。
こうすることにより金運がドーンとアップするといわれています。
ただし次に参拝する時には、持ち帰った倍の金額をお賽銭として投げ入れなければなりません。
これを忘れないようにしましょう。
もう1つの方法は、境内に鎮座しているとても巨大なお地蔵さんである「一願地蔵尊」、通称“水かけ地蔵”さんに柄杓(ひしゃく)で1回、お顔に届くように水をかけ、1つの願い事を一心に願う、というものです。
私は金運アップを一心に願願いたいと思います。
創建は西暦896年の平安時代。宇多天皇の世になります。
御祭神は三宝荒神王という火と台所の神様で、御神体である大日如来様をお守りしています。
地元の人からは荒神さんと呼ばれて親しまれています。
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金持神社(かもちじんじゃ)【鳥取県日野町】
とっても勾配の急な長い石段を頑張って登っていくと、こじんまりとした神社が現れます。
この神社こそが高額宝くじが当たるとして全国でも有名な金持神社なのです。
札所には膨大な数の「願かけ当選絵馬」がかけられているのですが、そのすべてに当選者の感謝の言葉が書かれています。
なんといっても神社の名前がスゴすぎです。
境内には、ともに樹齢600年というサワラの木とチャンチンの木の神御木があります。
金運のご利益をアップさせるには、札所で販売している縁起物の「黄色いハンカチ」を購入し、このハンカチに宝くじを丁寧に包んだら神棚に保管します。
神棚がない場合には、目の高さよりも高いところに保管してください。
これで金運がバッチリアップする、といわれていますよ。
使わなくなった財布をお祓いしてお焚き上げをする「財布お祓い」も年4回の例祭の日に実施されています。
1月・4月・7月・10月の25日です。
日頃お世話になっている財布をきちんと弔って(とむらって)あげるのも、ご利益を上げるにはとても有効でしょう。
予約が必要ですので注意してくださいね。
また札所では、「金持神社の棚からぼた餅」というとてもご利益がありそうな銘柄のお菓子が売られています。
1箱6個入りで1,200円です。金持神社の札所でしか売っていません。
いい名前ですよね。棚からぼた餅ですよ。これはぜひとも買わなければなりませんね。
創建は西暦800年の平安時代で、桓武天皇の世です。
御祭神は天之常立尊(あめのとこたちのみこと)といい、全国でも数少ない神様となります。
ちょこっとコラム チャンチンの木ってなに?
チャンチンの木とは、センダン科の落葉高木で中国が原産になります。
漢字では「香椿」と表記されて、古くから目薬の薬木として重宝されてきたそうです。
若葉がピンク色をしているので、緑色の葉が多い山の中ではとても目立ちます。
葉の色はやがて緑色になり、秋には紅葉していきます。
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岩国白蛇神社(いわくにしろへびじんじゃ)【山口県岩国市】
岩国白蛇神社の境内にある手水舎では3つの俵(たわら)の上でとぐろを巻いた白蛇様が出迎えてくれます。
3つの俵はそれぞれ「幸」「福」「財」を表しているのです。
この白蛇様は大きく口を開けていて、その口から水が滴る(したたる)ようになっているんです。
とても凝った作りになっていますよ。
同じく境内にある「白蛇今津観覧所」では、国の天然記念物ともなっている、生きた岩国の白蛇様に会うこともできるそうですよ。
私は今まで生きてきて、白蛇様なんて見たことがありません。
ここに行った際にはぜひともひと目、お目にかかりたいものです。
この神社のおみくじがまた変わっています。
壁にたくさんの穴が開いていて、その穴からたくさんの白蛇様が顔を出しているんです。
もちろん作り物の白蛇様です。
その白蛇様を穴からつまんで引き抜くと、それがおみくじになっていて吉凶が占えるんです。
たくさんの穴からニョキニョキと顔を出している白蛇様。非現実感が半端ないです。
創建は西暦2012年(平成24年)と、とても新しい神社です。
でも神社創建の母体となっている「白蛇保存会」は、昭和30年(1955年)から活動していますので、そのことも考えると歴史は古いですね。
御祭神は広島県の厳島神社の神様を勧請(かんじょう=懇請して神様を迎え入れること)しています。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ・宇賀弁財天)が勧請された神様です。
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神龍八大龍王神社(しんりゅうはちだいりゅうおうじんじゃ)【熊本県菊池市】
竜門ダムのすぐ下に位置する神龍八大龍王神社は今人気急上昇中の注目すべき金運パワーアップスポットです。
ここで注意点なのですが、参拝するときには、“きくち観光物産館”か“龍龍館(ろんろんかん)” 、または“ネット販売”でお守り「福蛇の袴」(龍のウロコに見立てている本物の蛇の抜け殻)を前もって購入して、持参しましょう。
そしてお詣りする時に「おんめいきやしやにえいそわか」ととなえるのです。
これで金運がグンとアップするといわれていますよ。
この神社は全国でもめずらしい「下り宮」です。
いにしえの歴史を感じさせる鳥居をくぐると竹林に囲まれた石段を“下って”行くことになります。
境内にある小さな祠(ほこら)には良縁にご利益があるという愛染明王も祀られています。
また、境内の裏手には御神木である「夫婦杉(めおとすぎ)」があります。
この杉は2本が寄り添って生えているだけのように見えるのですが、驚くことに根本が1本に混じり合っています。
こんなことってあるんですね。驚きました。
この夫婦杉にふれることで金運がアップし、良縁にも良いとされています。
ただ、常駐している神職の方がいないので御朱印はもらえないんです。ちょっと残念ですね。
創建は西暦1575年(天正3年)の安土桃山時代。正親町天皇の世です。
御祭神は八大龍王として、下に書かれている神様がいらっしゃいます。
- 難陀(なんだ)
- 跋難陀(ばつなんだ )
- 娑伽羅(しゃがら)
- 和修吉(わしゆきつ)
- 徳叉迦(とくしゃか)
- 阿那婆羅(あなばら)
- 摩那斯(まなし)
- 優鉢羅(うばら)
<お守り「福蛇の袴」販売所情報>
- きくち観光物産館(価格:1枚1,300円)
所在地:熊本県菊池市隈府 1273-1
連絡先:0968-25-5477
営業時間:9:00~17:30
定休日:月によって変わるため、お出かけの際にご確認ください。
※値段は変更されることがありますので、ご注意ください。
- 龍龍館(ろんろんかん)
所在地:熊本県菊池市龍門916
連絡先:0968-41-6479
営業時間:11:00~16:00
定休日:火曜・水曜・木曜 (祝日とかさなる場合は営業しています)
- ネットでの購入(価格:1枚1,100円)
方法① 現金書留:〒861-1399 菊池郵便局私書箱3号 開運係 宛
自分の住所・名前を書いて84円切手を貼った「返信用封筒」と「必要な数の代金」を同封し、現金書留で上記の私書箱宛に送ります。
方法② 郵送代金引換:メールかFAX、または電話でご注文できます。
連絡先:TEL(専用)0968-27-0873 FAX 0968-27-1556
E-Mail:kaiun@ymail.plala.or.jp 開運係 宛
※値段は変更されることがありますので、ご注意ください。
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宝当神社(ほうとうじんじゃ)【佐賀県唐津市】
宝当神社は玄界灘の唐津湾にポッカリと浮かんだ高島にある神社です。
高島は、まるでお椀(おわん)をかぶせたような形をしています。
この神社にお詣りした人からは、宝くじの高額当選者が続出して有名になりました。
TVでも紹介されたそうですよ。
社殿内の壁には、宝くじに当選した人の感謝の言葉が書かれた紙片がびっしりと貼られています。
その数には驚きます。
金運をアップするには札所で販売しているお守りや御札を買いましょう。
「必当守(ひっとうまもり)」などがあり、当たり運を招くように祈願されているとのことです。
可愛らしくてモフモフの招福ネコ、ふくちゃんにも会えますよ。
御祭神は野崎隠岐守綱吉(のざきおきのかみつなよし)といい、戦国時代に海賊たちから島を守った英雄です。
創建は西暦1586年(天正13年)です。野崎隠岐守綱吉の墓所に建てられた祠(ほこら)がもとになっています。
明治時代までは「綱吉神社」と呼ばれていましたが、その後「宝当神社」へ改称されています。
「当島の宝」を意味しているそうです。
正しい「お詣り/お参り」の仕方って?
神社やお寺でのお詣り/お参り(表記の違いは下記「ちょっと寄り道」を参照してください)には、正しい作法があります。
もちろん作法を知らなくても、心のこもったお祈りなら聞き届けられると思います。
神様や仏様はそんなに心が狭くはないはずですもの。
でも、正しいお祈りの仕方を知っていれば、それに越したことはありませんよね。
それでちょっと調べてみました。
お詣り/お参りする時に参考になれば嬉しいです。
<正しいお詣り/お参りの仕方>
神社では鳥居をくぐる前に、まず軽く一礼します。
参道を歩くときは中央は歩かないように気をつけましょう。
参道の中央は神様が歩くためです。
手水舎に着きましたら、左手・右手・口の順で清め、残った水で柄杓(ひしゃく)を清めます。
拝殿では、まず姿勢を正しましょう。
そのあとお賽銭(おさいせん)を入れてから鈴を鳴らします。
再度姿勢を正したら、二礼・二拍手・祈願・一礼をします。
ただし、お寺の場合は拍手はしませんので注意が必要です。
鈴を鳴らしたら静かに合掌して願い事を祈願します。
これで終了です。あとは速やかに退きましょう。
ちょこっとコラム「お詣り」と「お参り」って?
両方とも読み方は“おまいり”です。
「お詣り」は神様にたいして使われる言葉です。
つまり、神社におまいりするときは「お詣り」ですね。
一方、「お参り」は仏様にたいしての言葉です。
つまり、お寺におまいりするときは「お参り」となるわけです。
初詣っていつからあるの?その由来を紹介します。
初詣といえば、その年に初めて神社やお寺にお詣り(またはお参り)に行き、その人にとっての大切な願望の成就を祈願する風習のことですね。
日本人にとっては昔からなじみのある行事といえます。
でも、そもそもこの初詣って、どのような由来からできた風習なのでしょう。
気になったらやはり調べてみないとノドに魚の骨が刺さっているようでスッキリしません。ということで、ちょっと調べてみたら、、、、、、
平安時代からある「年籠り(としごもり)」という風習から来ているという説が有力です。
この風習が「除夜詣」(大晦日にお詣りする)と「元日詣」(元旦にお詣りする)に分かれたようですね。
ちなみに年籠りとは、大晦日から元日にかけて氏神様のいる神社に籠り、夜通しで新年の豊作や安全を祈願する行事だったそうですよ。
初詣っていつまでに行けばいいの?
初詣に行きたかったのにいろいろと忙しくて時間が取れず、気がついたら三が日(さんがにち)が過ぎてしまった。
「ああ、今年は初詣にいけなかった」と嘆いている方はいらっしゃいませんか?
でも、そう嘆くことはありません。
たしかに初詣といいうと、一般的には正月の三が日に行く人が多いと思いますが、正確には松の内に行けば良いとされているんです。
「松の内」とは
松の内とは、門松やしめ縄などのお正月飾りを飾っておく期間のことです。
ただ、この期間が関東と関西では違っていて、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとなっているんですね。
つまり関東よりも東に住んでいる人なら7日まで、関西よりも西に住んでいる人なら、なんと15日まで初詣をすれば良いと言うことです。
なぜ関東と関西では松の内の期間が違うの?
では、なぜ関東と関西では松の内の期間が違うのでしょうか。
理由としては諸説ありますが、一番有力なのは三代将軍徳川家光の月命日が関係しているという説です。
本来は松の内は1月15日まであり、20日に鏡開きが行われていました。
しかし家光の月命日が20日となったため、失礼にならないように鏡開きを11日に移動します。
しかし11日が松の内の期間内であったため、「7日までに飾り納めをせよ」という通達を江戸幕府が出したというものです。
でも関西は15日のままでいいの?と思うのは当然の疑問です。
これについては「関西には情報が正確に伝わらなかった」というのが原因として有力です。
電話やインターネットのある現代ではあまり起こらないと思われるミスですが、なにしろ昔は通信といえば飛脚くらいのものでした。
このようなこともあるのかも知れませんね。
おわりに
コロナ禍になんか負けてたまるか!と決意して頑張っているのになかなか仕事がうまくいきません。
毎日毎日憂うつで、気分は落ち込むばかりです。私のような方も多いのではないでしょうか。
こうなったら気分一新!来年は初詣に行って神様に金運の願掛け(がんかけ)をしてきましょう。
そのうえで、もちろん自分も頑張ります!
神様が力をかしてくれると思えば、頑張りにも勢いがつくというものですからね。
来年は、きっと良い年になりますように!
この記事があなたのお役に立ってくれれば、とてもうれしく思います。