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SNSでよく見るけど意味がわかりにくい言葉をやさしく解説!〜中高年にもわかるネット用語集〜

00 生活
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最近SNSを見ていて「若い人の言葉、意味がわからない……」と感じたことはありませんか?

若者が使うスラングやネット用語は、中高年世代の人たちにとってはまるで“別の言語”のように感じることも。

ですが、これらの言葉にはちゃんと意味があり、知っているとSNSの投稿や会話がぐっと理解しやすくなります。

この記事では、そんな「SNSでよく見かけるけど、意味が分かりづらい言葉」を、できるだけやさしい表現で丁寧に解説しています。

シーン別にまとめているので、「最近の言葉ってこんな意味なのね!」と安心して読んでいただけますよ。

無理に覚えなくても大丈夫。「へえ〜、そういう言い回しがあるんだ」と思ってもらえるだけでOKです。

1. 感情・気分をあらわす言葉

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ここでは、SNS上で見かける“感情”に関する言葉をご紹介します。

たとえば、誰かが落ち込んだり、感動したり、嬉しくなったりするとき、若い人たちは私たちの時代とは少し違う独特な言葉を使います。

「こんなことで泣いた」「心が震えた」「最高にうれしかった」といった感情も、たった一言で軽やかに、そして少しおもしろおかしく伝えられるようになっているのが、最近のSNS表現の特徴です。

難しく考えず、「今の若い人はこういうふうに感情を表現するんだな」と、気楽に読み進めていただけたら嬉しいです。

言葉 意味 よく使われるシーン
メンブレ 「メンタルブレイク」の略。心が折れそう、精神的に辛い状態。 落ち込んだとき、つらい気持ちを共有したいとき
エモい 感情が揺さぶられる、懐かしさや切なさを感じる状態。「emotion(感情)」が語源。 景色、音楽、思い出、アニメの名シーンなどを語るとき
尊い 大好きで神聖に感じるほど素敵な存在。「この世に存在してくれてありがとう」という感情も。 推しやカップル、アニメや漫画のキャラなどへの愛を語るとき
ぴえん 泣きたいほど悲しいけど、少しかわいらしいニュアンスも含む表現。「ぴえん超えてぱおん」という派生語も。 軽いショックや失望を伝えるとき、ちょっとした悲しみを表現したいとき
わかりみが深い 「とても共感できる」という意味。「それな」より少し丁寧なニュアンス。 誰かのつぶやきに強く同意したいとき、気持ちを共有したいとき
しんどい 身体的・精神的にきつい、つらいという意味。推しに対して「尊くてしんどい」と使うことも。 感動や共感、辛さを表現するとき
情緒不安定 気持ちの起伏が激しく、感情がコントロールできない状態。 朝は元気だったのに突然泣いてる…など自虐的にも使われる
バグる 頭が混乱して感情や思考が処理できなくなる状態。 推しが予想外のことをして混乱したときなどに使われる
無理 物理的・精神的に受け止めきれない感情の爆発。「無理すぎる」などと使われる。 推しの尊さや急展開のストーリーなどへの反応
ガチ泣き 本気で泣いてしまうほど感情が揺さぶられたとき。 映画やアニメの感動的なシーンなどに対して使う
ハートが持たない ときめきや尊さ、衝撃に心が耐えられない状態。 毎話の展開やビジュアルが強すぎて限界なとき
テンアゲ 「テンションが上がる」の略。気分が高揚している状態。 ライブやイベント前、嬉しい報告を受けたときなど
あせあせ 焦っている様子をあらわす擬音語。顔文字などと一緒に使うことが多い。 「やばい、遅刻する💦」などの投稿でよく見かける
キュン 胸がときめく、恋心に近い感情。 恋愛漫画やドラマのシーンに反応するとき
ぐぬぬ くやしさや悔しさを表す擬音的な言葉。 負けたときや思い通りにならなかったときの反応
テンションブチ上げ テンションが爆発的に高まっている状態。 フェスやライブで盛り上がってるときに使われやすい
感情迷子 嬉しさ、悲しさ、驚きなどが混ざって気持ちが整理できない状態。 推しの重大発表など、複雑な気持ちになったとき
ほっこり 心が温まるような優しい気持ち。 動物の動画や、やさしいエピソードを見たとき
尊死 「尊くて死にそう」=感情の限界という意味のネットスラング。 推しの新ビジュアルや神対応に圧倒されたとき
涙腺崩壊 涙が止まらないほど感動した状態。 卒業式・最終回などで感動しすぎたとき「メンタルブレイク」の略。心が折れそう、精神的に辛い状態。

2. 人間関係・恋愛に関する言葉

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この章では、恋愛や人づきあい、友人関係などに関するネット用語をご紹介します。

若者たちは、恋の話題や人間関係について語るときも、昔とちょっと違った言い回しをします。

「付き合っているのか、いないのか」「好きなのか、気になるだけなのか」といった微妙な関係性も、SNS上では新しい言葉で表現されていたりします。

「昔はこんなふうに言ってたけど、今はこう表現するんだな」と思いながら、言葉の移り変わりを楽しんで読んでいただければと思います。

特にお孫さん世代や若い人との会話で、「あれ?今のってどういう意味?」と思ったときの参考になれば幸いです。

言葉 意味 よく使われるシーン
匂わせ 恋人や関係性を直接言わずにそれとなく示す投稿。フォロワーに察してもらう形の表現。 SNSで恋愛をにおわせる写真や発言、ペアリングをちら見せする投稿など
地雷系 精神的に不安定そうなファッションやメイク、性格を持つキャラや人を指す。 メイクや服装が特徴的な投稿、または自虐的なプロフィールで「地雷系」と表現されることも
推し 自分が応援している人物やキャラクター。アイドル・VTuber・アニメ・俳優など幅広い対象がある。 「今日も推しが最高」「推し事(=推しに関連する活動)」などの言葉とセットで使われることが多い
沼る ある人物やコンテンツに深くハマって抜け出せなくなる状態。 「このキャラ完全に沼」「新曲聴いて一瞬で沼った」など、強い愛着や依存的な感情を表すとき
リアコ 実在の人物(アイドルや俳優など)に本気で恋してしまう状態。「リアルに恋する」の略。 SNS上で「○○くんにリアコしてる」など、憧れを超えて本気の気持ちを持っていることを示すとき
担当 特定のメンバーやキャラクターを「自分の担当」として応援するファンのスタンス。 「赤担当」「○○担」など、アイドルや舞台俳優ファンの間で頻繁に使われる
カプ カップリングの略。主に2人の関係性をセットで語るときに使う。 「このカプ最高」「公式がカプ推ししてきた!」など、特に恋愛的な組み合わせを語るとき
両思い製造機 見ているだけで相手が自分に好意を抱いているように錯覚させる人や言動。 推しのファンサや言動に対して「○○くん両思い製造機すぎる…」などと称賛するとき
彼氏面(かれしま) 実際は付き合っていないのに彼氏のような振る舞いをする人のこと。 推しがファンに親しげな対応をしたときなど「彼氏面がすごい」などと使う
あざとい 計算高く可愛さをアピールする言動。ネガティブにもポジティブにも使われる。 「その仕草、あざとすぎ!」「あざと可愛い」など、恋愛における駆け引きを語る場面で使用
恋バナ 恋愛に関する話題のこと。「恋愛話」の略称。 友人との雑談やライブ配信中などで使われる。「今日は恋バナしよ~」など
片思い地獄 片思いしている側が一方的に苦しんでいる状況。 「LINEの返信来ない…片思い地獄だ」など、自虐的に気持ちを表すときに使用
すれ違い案件 好きな人とのタイミングや気持ちが合わず、うまくいかない状態。 「また今日もすれ違い案件だった」など、恋愛や友人関係で起きる微妙なズレを表現する場面で使用
マンネリ 長く付き合っているうちに新鮮さがなくなり、飽きてくる状態。 恋人や夫婦間で話題になる。「最近マンネリ気味で…」など
破局フラグ 関係が終わりそうな雰囲気や言動を見せたときに使うネットスラング。 SNSで「それ言っちゃったら破局フラグ立ってるよ」など、恋愛ドラマ的な展開を揶揄するとき
修羅場 恋愛や人間関係における激しい対立や修羅的な状況。 「元カノと現カノがばったり会ったら修羅場確定」などと使われる
略奪愛 他人の恋人や配偶者を奪う形で始まる恋愛。 ネット掲示板や恋愛相談の話題として登場することが多い
一途 一人の人だけをずっと思い続けること。ポジティブな恋愛表現。 「○○くん、一途で素敵」など、推しや恋人への評価として使われる
別れたてホヤホヤ 最近別れたばかりの状態を指す俗語。 「別れたてホヤホヤで情緒不安定」など、恋愛直後の不安定さを共有する投稿で使われる

3. 若者文化・テンション系ワード

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この章では、若い人たちの間で流行している文化やノリ、勢いを感じさせるような言葉をご紹介します。

「若者文化」と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、難しく考えず「今はこんなふうに盛り上がっているんだな」と軽い気持ちで読み進めてください。

テンションが高いとき、盛り上がっているとき、誰かに共感しているときなど、感情の起伏が言葉になってあふれ出るような場面がSNSにはたくさんあります。

昔で言うところの「ノリがいい」「テンションMAX」といった雰囲気に近いイメージです。

言葉 意味 よく使われるシーン
バズる 投稿や話題が急に拡散されて人気になること。「viral(バイラル)」の日本的表現。 SNSで多くのリアクションやリツイート、いいねが付いたとき
リアコ 実在の人物に本気で恋をしてしまうこと。「リアルに恋している」の略。 アイドルやYouTuberに対して、「○○にリアコしてる」などと投稿する
それな 「ほんとそれ」「完全同意!」という共感ワード。口語的でラフな印象。 会話やコメントで意見に共感したとき、「それな!」と短く反応する
ガチ勢 本気でそのジャンルに取り組んでいる人。ライト層(にわか)の対義語。 ゲーム、コスプレ、推し活などで「○○はガチ勢が多い」などと使う
陰キャ / 陽キャ 内向的/外向的という性格を指す若者言葉。陰キャは自虐的に使う人も多い。 自分の性格紹介や、集団の雰囲気を語るとき「○○くんは完全に陽キャ」など
パリピ パーティーピープルの略。明るくノリが良く、社交的な人。 クラブ、フェス、イベントで盛り上がっている人に対して「パリピすぎw」などと使う
エグい すごすぎる、やばい、といった感嘆や驚きの表現。 「スキルがエグい」「イケメンすぎてエグい」など、驚きや称賛を表す
ワンチャン 「ワンチャンス」の略。可能性がわずかでもあるときに使う。 「ワンチャンあるかも」「ワンチャン告白成功」など
よき 「良い」の若者語。やわらかく肯定的な表現。 「このアイデアよき」「写真の雰囲気よき」などカジュアルな褒め言葉
モチベ モチベーション(やる気)の略。 「最近モチベない」「モチベ爆上がり」など日常的に使われる
テンション 気分や精神状態の高まり。英語の“tension”とは少し意味が異なる日本語用法。 「テンション上がる!」「テンション高っ!」など感情の高まりを表す
はにゃ? 「えっ?なにそれ?」という軽い戸惑いを可愛く言い換えた表現。 「そんなこと言われても、はにゃ?」などリアクションに使う
○○しか勝たん 「○○が一番最高!」という強い推し表現。 「このペアしか勝たん」「カフェラテしか勝たん」など好物を語るときにも使う
無敵の人 社会的な繋がりや失うものがなく、何でもしてしまいそうな人。やや危険な意味も含む。 ネット上で炎上する人物の背景説明などに使われる
しゅきぴ 「好きな人(=しゅき+ピープル)」の略。恋人や推しなどに対して使う。 「今日はしゅきぴとデート」「推しがしゅきぴすぎる」などと書く投稿
あけおめことよろ 「明けましておめでとう、今年もよろしく」の略。 年始のSNS投稿やLINE挨拶で使われる略語
チルい のんびりして心地よい、リラックスした状態。英語の“chill”が語源。 カフェや音楽に対して「チルい空間」「チル系ソング」などと使う
ググる Googleで検索すること。「調べる」をより具体的に表現したネット語。 「知らないならググれ」「とりあえずググった」など日常会話に浸透している
ま? 「マジで?」の略。驚きや疑いの気持ちを短く表現する。 「○○って付き合ってるらしいよ」「ま?」という反応が典型的

4. ネット特有のニュアンス語

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最後にご紹介するのは、いわば「インターネットらしい言い回し」です。

SNSや掲示板、コメント欄などで使われるこれらの言葉には、独特の“軽さ”や“ひねり”があり、慣れていないと戸惑うこともあるかもしれません。

ただし、すべてを理解する必要はまったくありません。「あ、これはそういう空気を表しているんだな」という“雰囲気”だけでも伝われば、それで十分です。

「草=笑い」「案件=ちょっとした出来事」など、意味を知れば意外と親しみやすいものも多いので、ぜひ気楽に読み進めてみてください。

言葉 意味 よく使われるシーン
「笑」を意味するスラング。W(笑い)が並ぶ様子が草が生えているように見えることから。 面白かったときのリアクション。「それ草」「笑いすぎて草生えた」など
乙(おつ) お疲れさま、よくやった、というねぎらい。ゲーム文化から来た言葉。 ゲームの終了時、イベントの締め、議論の終わりなど「おつでした」と使う
○○み 感情や状態を可愛らしくやわらかく伝える言葉の語尾変形。例:「うれしみ」「つらみ」「たのしみ」。 SNSやチャットで気軽に感情を表したいとき。「しんどみ深い」など派生表現もあり
~案件 特定の出来事や現象を話題として扱うときの語尾。例:「事故案件」「神案件」「炎上案件」など。 何かが起こったときに「これは案件」としてラベル付け的に使う
ワロタ 「笑った」のくだけた表現。古くは「藁(ワラ)」とも。 面白い投稿や返信に対して「ワロタ」と返す。よりネットっぽさを感じさせる言い方
課金 お金を払うこと。主にスマホゲームや推し活に使われる。 「推しのために課金した」「ここは課金案件」など
詰んだ もう解決不可能、どうしようもない状況を指す。将棋用語「詰み」から派生。 期限に間に合わない、選択肢がないなど「今日中に仕上げとか詰んだ」などで使用
黒歴史 思い出したくない過去の行動や投稿など。 昔のSNS投稿を見返したとき「うわ、これ黒歴史すぎる…」などと使う
炎上 ネット上で批判が集中し、大きな話題になること。 問題発言や失言がSNSで拡散されたとき「○○炎上中」など
認知 芸能人や配信者などのファンが、自分を存在として覚えてもらうこと。 「ついに推しに認知された!」など推し活の喜びとして使う
量産型 流行に沿いすぎて個性がないファッションやキャラなどを指す。 「この子、量産型女子すぎる」など見た目が似通っていることを揶揄する場合あり
なろう系 小説投稿サイト「小説家になろう」に由来するテンプレ的な異世界作品などのジャンル名。 作品紹介や批評の文脈で「これは完全にザ・なろう系」などと使用
マウントを取る 相手より優位に立とうとする言動。マウンティングとも。 さりげなく自慢する人への指摘「それマウントじゃん」など
仕様です 意図的な設計であることを指すが、ユーザーの不満に対しての“逃げ”としても使われる。 アプリやサービスの不具合について「それ仕様です」で終わらされたときの皮肉表現
アカウント凍結 SNSで規約違反等によりアカウントが使えなくなること。 「またアカウント凍結された」など、Twitter/Xなどでよく使われる語彙

おわりに

いかがでしたでしょうか?

普段なにげなく目にするSNSの投稿の中にも、「なんだかよくわからない言葉」がたくさんありますよね。

ですが、こうした言葉も「知っているだけ」でグッと読みやすくなったり、若い人たちの気持ちや感覚が少し身近に感じられるようになったりします。

もちろん、すべての言葉を無理に覚える必要はありません。「ああ、最近の若い人はこういうふうに表現するんだなあ」と知っておくだけで十分です。

もし、身の回りの若者たちが使っている言葉に疑問を持ったら、ぜひこの記事を読み返してみてくださいね。

「これってどういう意味?」と感じたときは、ぜひまた立ち寄っていただけたら嬉しいです。

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