「Fooocus」は、SDXL系のモデルを使えることもあり、高精細なイラストを作れるとても優秀なAIイラスト作成ツールです。
でも、1つだけ困ったことがありました。それが、「涙の表現」です。
いくらプロンプトを工夫しても、いっこうに涙を流してくれない、、、、、、
ほとほと困っていたのですが、やっと方法を見つけることができました!ここでは、その方法を紹介しています。
Fooocusで涙を表現する方法
Fooocusをいろいろといじってみた結果、やっと涙をイメージに近いかたちで表現してくれる方法を見つけました。
それは、Modelには「animaPencilXL_v100.safetensors」、Styleには「MRE」系を使う 、ということです。
Refiner (SDXL or SD 1.5)は「None」にして、何も入れないのがいでしょう。
LoRA 1は任意で構いませんが、筆者的には「sd_xl_offset_example-lora_1.0.safetensors」がおすすめです。
下の絵は、FooocusにセットされているStyleの中で、「MRE Cinematic Dynamic」と「MRE Spontaneous Picture」にチェックを入れて作成したものです。
ちゃんと涙が流れています。感動です!
ポイントは、Styleのチェックを「MRE」系のものにだけ入れることです。
このときに、「Fooocus Sharp」や「Fooocus Enhance」など、ほかStyleにチェックを入れると、とたんに涙は消えてしまいます 。
下の絵は、上の例と同じ設定プロンプトに、「Fooocus Sharp」にもチェックを入れて作成したものです。見事に涙が消えてしまいました。
ふぅ~、でもこれで、やっと涙を必要とするシーンの表現が可能になりました。表現の幅を広げることができそうです♪
実は、、、、、、
実は、「NMKD Stable Diffusion GUI」と「Fooocus」を使って作成したAIイラストを大量にアップしたサイトを作ってみました。
以下のリンクから行けますので、興味のある方はぜひ、楽しんで見てください。
ただし、ちょっとHなイラストもあるので、閲覧する際は注意です♡
今のところ、「猫耳少女コレクション」「美少女コレクション」「女神さまコレクション」「欲望コレクション」と4つのカテゴリーがあります。さまざまなテーマでイラストを作っていて、今後も増やしていく予定です。
おわりに
今や世の中には、さまざまな画像生成AIが存在しています。そして、AIイラストを作成している方は、きっとお気に入りのツールがあるでしょう。
私も、高精細なイラストを無料で作れる「Fooocus」を好んで使っています。ただ、この「Fooocus」、なかなか「涙」を表現してくれないので困っていたんです。
テーマによっては、涙が大きな効果をもつ場合がありますからね。
でも、やっと、涙をうまく表現してくれるやり方を見つけることができました。
やはり、地道にいろいろと試してみることが大切ですね。これで、今までよりも、ひとつ上のレベルのイラストを生成できそうです(^^)