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AIイラスト作成の実践的な覚え書き①「NMKD Stable DiffusionとFooocusを試してみた!お気に入りAIイラスト生成ツールの特徴と機能」

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AIイラスト作成ツールを実際に使ってみたときに、気になったことや忘れたくないことを、覚え書きふうに記してみました。

これからAIでイラストを作ってみたいと思っている方にとって、なんらかの助けになればとてもうれしいです♪

※この記事は、私が2024年ごろにNMKD Stable Diffusion GUIとFooocusを実際に使っていたときの体験をもとに書いた記録です。その後、ソフトのバージョンや開発状況、推奨環境などが変化している部分があります。現在でも参考になる部分は残しつつ、確認できた箇所については2026年時点の情報を追記・修正しています。

お気に入りのAIイラスト生成ツール

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「NMKD Stable Diffusion GUI」x「Fooocus」による作成

個人的には、Stable Diffusion系のツールがお気に入りです。基本的に、ローカル環境にインストールして使います。

使いやすくてわかりやすいというのが、お気に入りの一番の理由でしょうか。無料で使えるのも大きいですね。

ただし、Fooocusは現在、公式にLimited LTSとなっており、基本的に新機能開発ではなくバグ修正のみです。

NMKD Stable Diffusion GUI

「NMKD Stable Diffusion GUI」は、ローカルへのインストールを前提にしたStable Diffusion系のAIイラスト作成ツールです。

公式サイト:NMKD Stable Diffusion GUI – AI Image Generator

メリット

  • 無料で使える
  • 私の環境では外付けストレージからも使用できた
  • インストールが簡単
  • 使えるモデルが豊富(利用条件・商用利用の可否はモデルごとに確認が必要)
  • AIが判断してくれる範囲・自由度が高い
  • ローカル環境なので生成内容の制限が少ない
■無料で使える

なんといっても、無料で使えるのは大きなメリットです。

ウェブ経由でAIイラストを作成できるサービスも数多くありますが、無料枠に制限があったり、本格的に利用するには有料プランが必要になったりするものも少なくありません。それを考えると、無料で使えるのは、破格のサービスです。

正確にはカンパウェアらしいのですが、カンパをせずとも問題なくダウンロードできます

 公式サイトでツールをダウンロードしようとして「Download Now」をクリックすると、金額が表示されますが、あわてる必要はありません。金額の上の「No thanks, just take me to the downloads」をクリックすると、そのままダウンロード画面に移ります

■環境によっては外付けのデバイスにインストールしても使える

「NMKD Stable Diffusion GUI」のインストールには、かなりの容量が必要です。そのうえ、モデルデータも大きいものが多いため、パソコン本体の容量が少ないと、あっという間に容量が足りなくなってしまいます。

でも、環境によっては外付けのデバイスにインストールしても使えます

私の環境では、NMKD Stable Diffusion GUIをUSBメモリなどの外付けストレージに置いた状態でも使用できました。

ただし、これはあくまで私が使用していた環境での経験です。環境やストレージの種類によって動作や速度が異なる可能性がありますので、外付けストレージでの利用を考えている場合は、自分の環境で確認することをおすすめします。

■インストールが簡単

インストールは、何も難しいことはありません。いったんインストールがスタートしたら、あとは最後まで勝手に進んでくれます

インストールに時間はかかりますが、ただ終わるのを待っているだけでいいので何もしなくて済みますよ。

ただし、推奨環境に満たないパソコンでは、インストールしても起動できないので、注意が必要です。

「NMKD Stable Diffusion GUI」の最低/推奨環境

最低環境

・OS:Windows 10/11 64bit
・GPU:VRAM 4GB以上のNVIDIA GPU(Maxwell世代以降)
・メモリ:8GB
・ストレージ:10GB+一時ファイル用の空き容量

推奨環境

・OS:Windows 10/11 64bit
・GPU:VRAM 8GB以上のNVIDIA GPU(Pascal世代以降)
・メモリ:16GB
・ストレージ:SSDに12GB+一時ファイル用の空き容量

なお、必要なVRAMは使用するモデルや解像度、機能によっても変わります。

■使えるモデルが豊富

モデル配布サイトには、数え切れないほどのモデルやVAE、LoRAなどが公開されています。無料でダウンロードできるものも多数ありますが、利用条件や商用利用の可否はモデルごとに異なります。

作品を公開・販売する場合には、ダウンロード時に各モデルのライセンスや利用条件を確認することが大切です。

おすすめのモデル取得サイト:CIVITAI Models

上記のサイトには、ベースとなるモデルデータからVAE、LoRAなど、ほぼなんでも揃っています。モデルによって微妙に表現が違うので、好みに合わせたモデルを探すのも楽しみです♪

ちなみに私は、お気に入りのメインモデルとしてアニメ調に特化した「AOM3B4_orangemixs」を使っています。何といっても、可愛らしい女の子を作成できるのが最高です。あと、VAEには「vae-ft-mse-840000-ema-pruned」を使い、LoRAは使用していません。

モデルデータ「AOM3B4_orangemixs」取得先:WarriorMama777/OrangeMixs 

■AIが判断してくれる範囲・自由度が高い

「NMKD Stable Diffusion GUI」は、簡単なプロンプトを指定しても、それをもとに、構図や表情、人数まで、さまざまな絵を作成してくれます。

もちろん、プロンプトに忠実な絵を作成するように設定することも可能です。でも、あまりにもプロンプトへの縛りが強いと、個人的には面白みが足らないように感じます。

やはり、イメージしていたものよりも一段上の意外性のあるイラストが作成されるのがとても楽しいです。「NMKD Stable Diffusion GUI」は、十分その思いに応えてくれるツールといえます。

たとえば、下のイラストは、単に「夏の海辺ではしゃいでいる超可愛い猫耳少女」的なプロンプトを入れたに過ぎません。まさか、空中に飛び跳ねている猫耳少女を作成してくれるとは思いもしませんでした

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「NMKD Stable Diffusion GUI」による作成

※「AIでイラストを作ってみた!猫耳コレクション ⑤「海辺の猫耳少女たち・その1」」より

Prompt Guidance(CFG Scale)の調整による自由度の個人的な感触

プロンプトの内容を「NMKD Stable Diffusion GUI」に反映させるには、インターフェースの中ほどにある「Prompt Guidance (CFG Scale)」のスライダーを調整します。

※ここでいう「自由度」は、私が実際に使っていて感じた印象を分かりやすく表現したものです。

CFG Scaleは、厳密にはAIの「自由度」そのものを設定する数値ではありません。数値が低いほどAI本来の出力に近くなり、高くするほどプロンプトの内容を強く反映しようとします。ただし、高くしすぎると画質や色調が崩れる場合があります。

以下の数値は、当時私が使用していたモデルや設定で試したときの個人的な目安です。

「7~10」の範囲だとかなりAIの自由度が高く、思ってもいない面白い構図を作ってくれるのでおすすめです。
「11~14」あたりだと、まだある程度は面白い構図ができますが、少しおとなし目になります。
「15~18」にすると、ほぼプロンプト通りの構図になり、変化はあまり期待できません。

ここで注意したいのは、数値を上げるほどイラストがモヤって色調もおかしくなってしまうことです。これは、解像度が低いほど発生しやすい傾向にあります。

たとえば、以下のイラストでもわかるように、スライダーの数値が15の場合、512 x 512だとすでにモヤって見づらくなっています。でも、1024 x 1024ではまだクリアで見やすいことがわかるでしょう。

▼512 x 512のイラスト(パジャマを着てベッドに座っている少女)

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▼1024 x 1024のイラスト

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■ローカル環境なので生成内容の制限が少ない

Webサービス型のAI画像生成ツールでは、サービスごとの利用規約やコンテンツポリシーによって、入力できるプロンプトや生成できる内容に制限が設けられている場合があります。

ポリシーの問題なのでしょうが、ちょっとエッチっぽい文言を加えただけで、はねられてしまうことが多いのです。下着姿でもNG扱いされることがあります。

たとえば、以下のように温泉に入って楽しんでいる猫耳少女のイラストさえ、はねられる可能性が高いです。

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「NMKD Stable Diffusion GUI」による作成

※ 「AIでイラストを作ってみた!猫耳コレクション ⑦「猫耳少女陸戦隊 露天温泉がまん大会」」より

一方、NMKD Stable Diffusion GUIは自分のパソコン上で動かすローカル型のツールなので、Webサービス側によるプロンプトフィルターを受けないという特徴があります。

そのため、成人向け表現を含め、かなり幅広いテーマのイラストを作成できます。

もちろん、公開や販売などを行う場合には、法律や使用モデルのライセンス、公開先の規約などを確認したうえで利用する必要がありますが、個人的には、この表現の自由度もローカル環境でStable Diffusionを使う大きな魅力のひとつだと感じています♪

ちなみに、このサイトにあるブログの多くは「NMKD Stable Diffusion GUI」で作成したイラストを使って作っています。さまざまなテーマで作っていますので、ぜひ、楽しんでみてください。

デメリット

神ツールのような「NMKD Stable Diffusion GUI」にも、以下のようなデメリットがあります。

  • 性能の高いグラフィックボードが必要
  • モデルの種類が多すぎて選択に迷ってしまう
  • VAEやLoRAの種類が多すぎて組み合わせに迷ってしまう
■ある程度の性能を持ったグラフィックボードが必要

ローカルでStable Diffusionを動かすため、ある程度の性能を持ったGPUが必要になる点はデメリットです。

NMKD Stable Diffusion GUIの公式ガイドでは、NVIDIA GPUの場合、最低4GBのVRAM、推奨8GBのVRAMとされています。

4GBでも動作可能とされていますが、高解像度での生成や一部の機能を快適に利用したい場合には、VRAMに余裕があるGPUのほうが安心です。

なお、8GBのVRAMがあれば、画像を使ってLoRAを学習・作成する機能(LoRA training)も利用できます。

■モデルやVAE、LoRAの種類が多い件

「NMKD Stable Diffusion GUI」には、使用できるメインのモデルデータや、その補助をするVAEやLoRAの種類が豊富にあります。

あり過ぎて、どれを使っていいのか迷ってしまうほどです。

そのため、お気に入りのモデルやVAE、LoRAなどを見つけるのに、必要以上に時間を使ってしまうことがあります。

でも、これは贅沢な悩みといえるかもしれませんね。

お気に入りのモデルやVAE、LoRAの組み合わせを見つけたときは、もう天にも昇る心地がします♪

Fooocus

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「Fooocus」による作成

※ 「AIでイラストを作ってみた!美少女コレクション ④「温泉大好き少女たち」」より

「Fooocus」も、ローカル環境へのインストールを前提にしたStable Diffusion系のAIイラスト作成ツールです。

公式サイト:lllyasviel/Fooocus

※2026年現在のFooocusについて

Fooocusは現在も公開されていますが、公式プロジェクトは「Limited Long-Term Support(限定的な長期サポート)」という状態になっています。

現在は主に不具合修正を目的としたメンテナンスが中心で、Fluxなどの新しい画像生成モデルの仕組みを積極的に取り込んでいく開発方針ではありません。そのため、以下は主にFooocusのSDXL環境を使ったときの機能や使用感を紹介したものとしてお読みください。

メリット

  • 無料で使える
  • 環境によっては外付けストレージからも使用可能
  • インストールが簡単
  • ローカル環境なので生成内容の制限が少ない
  • 4GBのグラフィックボードでも使える
  • XL系のモデルデータを使っているため、とにかく高精細
  • 表現できるイラストの種類がハンパない
  • 絵の解像度を、細部を作り替えながら簡単な手順でスケールアップすることが可能
  • すでに作成したイラストの表現をプロンプトだけで簡単に変化できる

「無料で使える・環境によっては外付けストレージからも使える・インストールが簡単・ローカル環境なので生成内容の制限が少ない」といったメリットは、「NMKD Stable Diffusion GUI」と同様です。

なので、ここでは「NMKD Stable Diffusion GUI」にはない、「Fooocus」の大きなメリットを紹介します。

■4GBのグラフィックボードでも使える

Fooocus公式では、NVIDIA RTX 2000/3000/4000シリーズの場合、最低4GBのVRAMと8GBのシステムメモリが動作環境の目安とされています。

ただし、すべてのGPUが4GBで動くという意味ではありません。GPUの世代やメーカーによって必要なVRAMは異なり、GTXシリーズやAMD GPUなどでは条件が変わります

それでも、SDXLを利用するローカル画像生成ツールとしては、比較的少ないVRAMから試せるのがFooocusの大きな特徴です。

参照:PC Watch/次世代Stable Diffusion(SDXL)をWindows上で一発で使用可能にする「Fooocus」

■XL系のモデルデータを使っているため、とにかく高精細

XL系のモデルデータ(正式には「Stable Diffusion XL」)とは、Stability AI社の開発による画質が大幅に向上した画像生成AI用のモデルデータのことです。

「Fooocus」には、このモデルデータがデフォルトでセットされているため、高精細なAIイラストを作ることができます。

■表現できるイラストの種類がハンパない

Fooocusには、General、Realistic、Animeなど目的に応じたプリセットが用意されており、それぞれに適したSDXL系モデルを使って画像を生成できます。

さらに、標準で用意されたモデルだけでなく、対応するSDXL系のカスタムモデルを追加して使用することも可能です。

そのうえでFooocusには「Style」という仕組みが用意されており、モデルとスタイルを組み合わせることで、かなり幅広い表現を試すことができます。

このスタイルには、Anime、Cinematic、Photographic、3D系など、多数の種類が用意されています。

つまり、「Fooocus」でのイラスト作成は、「メインのモデルデータ + スタイル(Style)」が基本となっています。

プロンプトとモデル、スタイルを組み合わせることで、同じテーマからでもかなり幅広い表現を試せるのがFooocusの面白いところです♪

■絵の解像度を、細部を作り替えながら簡単な手順でアップスケールすることが可能

これについては、言葉よりも実際に絵を見てもらったほうがわかりやすいでしょう。以下の絵を見てください。

▼ 「Fooocus」で1024 x 1024の画質で作成したイラスト(神殿跡で舞う女神様)

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「Fooocus」による作成

▼ 同じイラストを、「Fooocus」のスケールアップ機能で2倍(2048 x 2048)の画質にしたもの

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「Fooocus」による作成

2つのイラストを比べてもらえれば分かると思いますが、女神様の顔や髪飾り、衣装などがかなり詳細に表現されています(絵をクリックすると拡大します)。

また、背景も、形が整えられたうえに詳細に表現されているのが分かるでしょう。とくに、女神様の左右にある円状の彫刻をみると、上の絵では少し歪んでいますが、下の絵ではなめらかな円になっています。

つまり、「Fooocus」のアップスケール機能は、単純に元画像を拡大するだけではなく、生成処理によって細部を描き直しながら高解像度化してくれるんです

この機能は、Fooocusで生成した画像だけでなく、Fooocusに読み込める外部画像にも利用できます。

もう一つ、例を見てみましょう。

▼ 「Fooocus」で1024 x 1024の画質で作成したイラスト(神殿跡で舞う女神様)

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「Fooocus」による作成

▼ 同じイラストを、「Fooocus」のアップスケール機能で2倍(2048 x 2048)の画質にしたもの

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「Fooocus」による作成

一見、あまり変化がないように見えます。

でも、よく見ると上の絵に比べて、下の絵の女神様が身につけている髪飾りや胸飾りなどに、影やハイライトが細かく追加されてリアリティがアップしているのがわかります。脚にはめている飾りのデザインも、下の絵のほうが細かいですね。

この機能は、とくにキャラクターが小さい時に雑になりがちな顔のパーツへの対応にとても重宝します。

スケールアップ機能の使い方(2倍にする場合)

※以下の操作手順は、この記事を作成した当時のFooocusの画面をもとにしています。現在もUpscaleの機能自体は利用できますが、バージョンによって項目名や画面の配置が異なる場合があります。

「Fooocus」のスケールアップ機能の使い方は、とても簡単です。

  1. まず、インターフェースの一番下にある「Advanced」にチェックを入れる。これにより、右側にインターフェースが拡張される。
  2. 拡張されたインターフェースの右上にある項目から「Setting」を選ぶ
  3. すぐ下にある「Performance」は、「Quality」がおすすめ
  4. 「Aspect Ratios」は選択不要(どれを選んでも元画像の2倍の解像度になる)
  5. プロンプトを記入する欄の下にある「Input Image」にチェックを入れる
  6. 新たに開いたウィンドウ上部の項目から「Upscale or Variation」を選ぶ
  7. 下にあるスペースに、解像度を上げたい絵をドラッグアンドドロップで挿入する
  8. その下にある「Upscale or Variation」の中の「Upscale (2x)」にチェックを入れる
  9. プロンプトを記入する欄の右側にある「Generate」をクリックする

これでアップスケールされたイラストの生成が始まります。少し時間がかかるので、コーヒーでも飲みながらゆっくりと待ちましょう♪

■すでに作成したイラストの表現をプロンプトだけで簡単に変化できる

「Fooocus」のバリエーション機能を使うと、元のイラストをベースに、表情やポーズ、衣装、背景などに変化を加えた別バージョンを生成できます。しかも、変化の付け方は「Vary (Subtle)(弱)」と「Vary (Strong)(強)」の2種類から選択可能です。

弱の場合は、元々の構図をわずかに変化させるだけです。でも、強を使うと構図自体も変化する場合があります。

たとえば、下のようにとても幸せそうに笑っている少女のイラストを、弱と強を使って、怒っている表情に変化させてみます。

▼幸せそうに笑っている少女

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▼「Vary (Subtle)」を使って怒っている表情に変化させたイラスト(弱程度の変化)

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表情は変化しましたが、ほかはほぼ同じままです(なぜかTシャツのロゴが変化しています)

▼「Vary (Strong)」を使って変化を強くしたイラスト

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変化の度合いを強くすると、表情ばかりでなくポーズや衣装、背景まで変化しました。かなり激しく怒っています。怖いです。

以上のように、「Fooocus」のバリエーション機能を使うことで、元のイラストをベースにさまざまな変化を加えることができます。

以下に、もう一例あげておきます。

▼とても素敵な笑顔の少女

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▼表情だけを、ちょっと危ない感じに変化させました

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こんなことも可能です。いろいろと試してみたくなる機能ですね♡

バリエーション機能の使い方

※以下の操作手順は、この記事を作成した当時のFooocusの画面をもとにしています。現在もVaryの機能自体は利用できますが、バージョンによって項目名や画面の配置が異なる場合があります。

1~7までは、スケールアップ機能の使い方と同じです。

  1. まず、インターフェースの一番下にある「Advanced」にチェックを入れる。これにより、右側にインターフェースが拡張される。
  2. 拡張されたインターフェースの右上にある項目から「Setting」を選ぶ
  3. すぐ下にある「Performance」は、「Quality」がおすすめ
  4. 「Aspect Ratios」は選択不要(どれを選んでも元画像の2倍の解像度になる)
  5. プロンプトを記入する欄の下にある「Input Image」にチェックを入れる
  6. 新たに開いたウィンドウ上部の項目から「Upscale or Variation」を選ぶ
  7. 下にあるスペースに、解像度を上げたい絵をドラッグアンドドロップで挿入する
  8. その下にある「Upscale or Variation」の中の「Vary (Subtle)」または「Vary (Strong)」にチェックを入れる(Subtleが弱でStrongが強)
  9. プロンプトに、どのように変化させたいかを記入する(Google翻訳などを使って英文にする)
  10. プロンプトを記入する欄の右側にある「Generate」をクリックする

しばらく待つと、変化したイラストが生成されます。気に入らなかったら再度「Generate」をクリックして作成し直すか、プロンプトを工夫してみましょう。

このサイトのブログでは、「Fooocus」で作成したイラストも使っています。当時は、Fooocusでもさまざまなテーマのイラストを作っていました。ぜひ、楽しんでみてください。

デメリット

「Fooocus」には、あまりデメリットらしいデメリットは見当たりません。しいていうなら、以下のようなものです。

  • 同じプロンプトだと同じような構図が生成されてあまり変化がない
  • 「Styles」の種類が多すぎて、お気に入りを決めるのに時間がかかる
  • 肌についている水系(汗や涙、シャワーの水など)の表現が苦手?
■同じプロンプトだと同じような構図が生成されてあまり変化がない

「NMKD Stable Diffusion GUI」に比べると、同じプロンプトで生成した場合にほとんど同じような構図のイラストになりがちです。

これは、同じテーマでさまざまな構図のイラストを作成しようとすると、そのたびにプロンプトを変える必要があるので、ちょっと面倒かも。

ただし、1枚のイラストを作り込むような使い方をするのなら、このことはデメリットにはなりません

■「Styles」の種類が多すぎて、お気に入りを決めるのに時間がかかる

多数用意されているスタイルには、それぞれ魅力的な特徴があります。どれも捨てがたいスタイルなので、お気に入りを見つけるのに時間がかかります。

でも、これはデメリットというよりも、イラストを作るうえでの楽しみといえるかもしれませんね。

また、これは「Fooocus」の救済措置かもしれませんが、「Fooocus」が推奨するモデルやスタイル、パラメーターがすでにセットされた3つの起動用プリセットが用意されています

それが、「run」「run_anime」「run_realistic」です。

  • run:ノーマルなプリセット(モデルやスタイルを自分で選択するのが前提)
  • run_anime:アニメ調に特化したプリセット
  • run_realistic:リアル調に特化したプリセット

「run_anime」か「run_realistic」を基本として起動し、好みによってモデルやスタイルを変化させると、「Fooocus」はとても使いやすいです♪

■肌についている水系(汗や涙、シャワーの水など)の表現が苦手?

これは、あくまでも「Fooocus」を今まで使ってみた個人的な感想なのですが、水系、とくに汗や涙、それに身体を流れるシャワーの水などが、とても苦手なように感じます。

「NMKD Stable Diffusion GUI」の時点では問題なく表現されているのに、「Fooocus」のバリエーション機能やスケールアップ機能で加工した際に消えてしまいます

プロンプトを追加するなど工夫することで多少は改善されますが、なんとなく、苦手なのかな?という感じですね♪

もしかすると、スタイルによっても結果が変わるかもしれません。

「NMKD Stable Diffusion GUI」と「Fooocus」を連携して使ってみた

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「NMKD Stable Diffusion GUI」x「Fooocus」による作成

これは、「NMKD Stable Diffusion GUI」の自由度と「Fooocus」の高精細さの両方を生かせる「いいとこ取り」の使い方です。当時はとくに気に入ってよく使っていました。

具体的には、まず、AIの自由度の高い「NMKD Stable Diffusion GUI」を使って、お気に入りのさまざまな構図・バリエーションのイラストを作成します(512 x 512の低解像度で十分です)

そのあと、そのイラストをFooocusに読み込み、バリエーション機能の「Vary (Subtle)」を使って、元の構図や雰囲気をできるだけ残しながらSDXLベースで再生成します。

これによって、NMKDで作った構図の面白さを生かしつつ、より高精細な表現を狙うことができます。最終的にはFooocusのアップスケール機能を使い、2倍の2048×2048へ仕上げる、という流れです。

例として、実際に作ってみたイラストを以下に紹介します。

▼「NMKD Stable Diffusion GUI」で作成した元のイラスト(512 x 512)

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▼「Fooocus」のバリエーション機能の弱である「Vary (Subtle)」を使って高精細にしたイラスト(1024 x 1024)

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▼「Fooocus」のスケールアップ機能で解像度を2倍にしたイラスト(2048 x 2048)

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ちょっと時間はかかりますが、バリエーションにあふれたとても気に入ったイラストが作れるので、当時(2024年)はこの方法をよく使っていました♪

おわりに

「NMKD Stable Diffusion GUI」や「Fooocus」には、とてつもない可能性を感じます。

とくに、頭の中では「こういうイラストを描きたい」というイメージがあるのに、絵がヘタで思い通りに描けない私のような人間にとっては、神ともいえるツールです。

手描きのイラストや動画、マンガ、アニメなど、イメージを表現するにはさまざまな方法があります

そして、そのイメージを表現する方法の1つとして、新たにAIによるイラスト作成ツールが登場してきました。

それなら、使わない手はありません。

使い方を工夫してよりよい表現方法を見つけ、AIに協力してもらいながらイラスト作りを楽しみたいですね。

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