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【便利になった現代の蚊帳(かや)!】夏のキャンプや赤ちゃんのお昼寝にも。

生活

蚊帳(かや)」と聞くと、どんなものが思い浮かびますか?

昔ながらの日本家屋の天井(てんじょう)から、蚊に刺されるのを防ぐために吊るされている網(あみ)のような“あれ”、を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし今や、夏のキャンプをする場合には蚊帳はなくてはならないものになっています。また、赤ちゃんを風通しの良いところでお昼寝させたり、ベビーカーに乗せてお出かけしたりするときにも、蚊帳はとても重宝されているんです。

この記事では、現代の生活にあわせて便利になった蚊帳の特徴やその使われ方を、わかりやすく紹介しています。ぜひ、参考にしてください。蚊帳のはじまりなど、ちょっとした雑学もありますよ。

底が付いていて組み立てワンタッチ。便利になった現代の蚊帳とは?

夏のキャンプの救世主!?

仲の良い友達や家族と一緒に自然の中でバーベキューをしたり、愛犬と走りまわったりと、夏のキャンプはとても楽しいものです。渓谷で釣りを楽しむ方もいらっしゃるでしょう。暗くなったらテントの中でランタンを灯し、楽しい会話をしたり、トランプで遊んだりして夜がふけていくかもしれません。

ところがそんな楽しいはずの夏のキャンプも、テントのなかに入り込んでくる憎き蚊によって、だいなしにされてしまいます。ブンブンとうるさく飛びまわり、いつの間にか体のあちこちを刺しまくる蚊。許せません!

でも、テント用の「蚊帳」を使えば問題は解決です。なんと、今の世の中にはそんな便利なものがあるんです。ではこれからそんな便利な蚊帳を紹介していきますね。

 

テントのインナーとして

まずは、テントのインナーとして使うタイプの蚊帳です。このタイプは折りたたまれた状態からワンタッチで組み上げることができて、しかも底がついています。ワンタッチで組み立てられるテントと同じ原理ですね。

このインナーの上にテントをかぶせれば、もう蚊の侵入を許すことはありません。これでキャンプの夜を安心して楽しむことができるというものです。すでにテントを持っている方なら、このインナータイプのテント用蚊帳はとても便利ですよ。

蚊帳付きテント

テントの入り口や1部分に、最初から蚊帳が付いているテントも発売されています。これならテントを組み立てるだけで蚊の対策もバッチリです。これからテントを購入しようとされている方なら、最初からこの蚊帳付きテントを買うのも良い選択でしょうね。

インナータイプのテント用蚊帳

蚊帳付きテント

すやすや眠る赤ちゃんも、ベビーカーでのお出かけも、これで安心です。

赤ちゃんは、昼の間もとにかく眠ります。眠ることでスクスク育っていくのです。赤ちゃんにとっては眠ることが仕事のようなものですね。それに今はコロナ禍の心配もありますから、できるだけ風通しの良いところでお昼寝させたいと思うのが親心でしょう。でも油断はできません。季節が夏ならたくさんの蚊が、すやすや眠っている赤ちゃんに狙いを定めているのです。

それは、ベビーカーでお出かけするときも同じです。気がつけば、いつの間にか赤ちゃんのやわらかい肌が蚊に刺された跡で真っ赤になっている、なんていうことも……。

でも安心してください。赤ちゃん用品を扱っているお店には、赤ちゃんをすっぽりと包みこむお昼寝用の蚊帳や、ベビーカー用の蚊帳もおいてありますよ。大切な赤ちゃんを蚊から守るためにも、ぜひ持っておきたいものですね。

すやすや眠る赤ちゃん

ベビーカーでのお出かけもこれで安心

*ちょっと寄り道 蚊って、刺されるととっても怖いんです

蚊に刺された肌はプクッと膨らみ、かゆくてかゆくてたまらなくなりますね。でも蚊に刺されると、かゆくなるだけでは済まないこともあるんです。本当はとっても怖いんですよ。

昔の日本では蚊が媒介する感染症として「日本脳炎」などが恐れられていました。現代の日本ではもうほとんど聞かれなくなりましたが、だからといって油断はできません。
世界ではまだ「マラリア」などの、蚊が媒介するとっても怖い感染症で毎年たくさんの人たちが亡くなっているのですから。

蚊には刺されないようにすることが最も大切です。もし刺されたら、すぐに患部に治療薬をぬって消毒しておきましょう

蚊帳っていつからあるの?

西暦3世紀に日本を統治していた応神天皇(大和朝廷)の時代には、すでに蚊帳は使われていたという記述が残っています。今から1,700年も昔のことです。そんなに昔から現代まで、蚊帳は日本人の生活に結びついて来たのです。すごい事ですね。

当時の蚊帳は絹や麻で作られている高級品で、江戸時代になるまでは貴族や大名など上流階級の人たちしか持てなかったもののようです。江戸時代に入ると蚊帳の業者が作った互助会的な組織により、麻で作られた蚊帳が庶民にも徐々に使われていくようになりました。

そして明治時代。海外から木綿が輸入されるようになると、麻よりもはるかに安く作れる木綿製の蚊帳があっという間に庶民に広がったようです。

家の風通しを良くすることで夏の暑さをしのいでいた時代の日本では、蚊帳はなくてはならないものになっていたのです。エアコンが普及している現代では、蚊帳を見ることは少なくなってしまいました。田舎がある人なら、実家の押し入れにひっそりとしまわれている蚊帳を見たことがあるかもしれませんね。

*ちょっと寄り道 「蚊帳ふきん」ってなに?

「蚊帳ふきん」とは、ここ最近注目されるようになって来た、蚊帳生地を使って作られたふきんのことです。
絹や麻、レーヨンなどで作られていて、すぐれた吸水性と通気性を持ち、ぬれてもすぐに乾くという特徴があります。また、使えば使うほどやわらかくなり、肌ざわりが良くなりますので、赤ちゃんや肌が敏感な方にも好まれています。
今はデザインにも工夫がされていて、贈り物としても重宝されているとのことですよ。
ぜひ実際に、そのすぐれた使い心地を確かめてみてくださいね。

あとがき

家の天井に何カ所も吊るして、使う準備に時間のかかった従来の蚊帳に比べると、現代の蚊帳って本当にとても便利になっていますね。これを使えば、夏のキャンプも快適に楽しめますし、お母さんも安心して赤ちゃんをお昼寝させておくことができます。なにしろ蚊って、とても怖い感染症の原因になることもあるのですから。

こんなに便利になった現代の蚊帳。うまく使って快適な夏を過ごせるようにしたいものです。

 

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