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【カブトムシ 成虫の飼い方】初めてでも大丈夫!丁寧に説明します。

カブトムシ
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ペットショップなどでカブトムシを見て、ひと目で欲しくなってしまった人もいるのではないでしょうか。

立派なツノを持ったオスは、見た目もとてもカッコイイですからね。さすがは昆虫の王様です。

でも自然の少なくなってしまった現代では、今までにカブトムシを飼ったことがなく、どうやって飼っていいのか分からない人も多いかもしれません。

この記事では、初めてカブトムシを飼う人にもわかりやすいように解説しています。

不安な気持ちを吹き飛ばし、大切なカブトムシをだいじに育ててくださいね。

カブトムシを飼うには何が必要なの?

もちろん部屋で飼うことになりますので、飼育ケースが必要になりますね。

その飼育ケースの中に昆虫マットやのぼり木などを入れて、カブトムシが気持ちよく生活できる環境を整えます

何が必要なのかわかりやすく紹介しますので、参考にしてください。

飼育ケース

飼育ケースは、ふつう特大・大・中・小の4種類のサイズのものが売られています。

カブトムシを1匹から3匹ほど飼うのでしたら「中」のサイズがちょうど良いでしょう。

ペットショップやホームセンター、ネットショップなどで1,000円から2,000円ほどで売っています。

防虫シート

防虫シートは飼育ケースのフタと本体の間に挟んで使います。

コバエやダニの侵入を防ぐことが目的です。

ペットショップやホームセンター、ネットショップなどで1枚500円ほどで売っています。

昆虫マット

飼育ケースの底に敷きつめます。

カブトムシの隠れ場所にもなりますので、もぐることができるくらいの厚さに敷いてください。

腐葉土や広葉樹などの天然素材で作られています。

ペットショップやホームセンター、ネットショップなどで500円から2,000円ほどで売っています。

保水用マット(保水ジェルとも言います)

昆虫マットの下、つまり飼育ケースの一番下に敷きます。

昆虫マットの湿度を調整し、乾燥を防ぐのが目的です。

ペットショップやホームセンター、ネットショップなどで500円ほどで売っています。

のぼり木

言葉のとおり、カブトムシがのぼることのできる木のことです。

カブトムシが落ちつける場所になりますね。

エサ台を兼用したものもあります。

ペットショップやホームセンター、ネットショップなどで1,000円ほどで売っています。

エサ台(ゼリー皿とも言います)

カブトムシに最適なエサである昆虫ゼリーをはめ込むことができるようになっています。

エサ台がなくても昆虫ゼリーを与えることはできるのですが、やはり使うことがおススメです。

理由については後述しますので参考にしてくださいね。

ペットショップやホームセンター、ネットショップなどで500円から1,000円ほどで売っています。

転倒防止用の木切れや葉

カブトムシは転倒した状態から起き上がるのがとても苦手で、そのまま死んでしまうことさえあるほどです。

そのため、起き上がるための手がかりとなる木切れや葉を必ず用意しなければなりません。

ペットショップやホームセンター、ネットショップなどで500円から1,000円ほどで売っています。

photoACの画像

エサの与え方

エサとして、昆虫ゼリーを与えましょう。

バナナやリンゴなどの果物もカブトムシのエサにはなるのですが、思った以上に水分が含まれていることがあります。

カブトムシは水分を取りすぎるとおなかをこわして体調をくずし、寿命が短くなることもあるので注意が必要です。

昆虫ゼリーならそのような心配をする必要はありません

では、エサとして昆虫ゼリーをおススメする4つの理由を紹介します。

  1. 栄養や水分のバランスを考えて作られている。
    水分のほかに、たんぱく質や糖分、ミネラル、ビタミンなどの栄養も理想的に配合されています。
  2. 清潔である
    カップに入っているので、汁がたれたりしません。新しい昆虫ゼリーとの交換も容易です。
  3. 保存に適している
    ひとつづつカップに密封されていますので、すぐにいたんだりしません。
    賞味期限も表示されていますので、安心です。
  4. さまざまな味があるので、好みの味を与えることができる。
    カブトムシにも、それぞれに好みの味があるようなのです。
    昆虫ゼリーなら、あなたのカブトムシの好みの味を見つけてあげることができるでしょう。

このようなことが、昆虫ゼリーをエサにおススメする理由です。

昆虫ゼリーは1袋に50個から80個ほど入っていて、1袋1,000くらいで買うことができます。

必ずエサ台を使いましょう

昆虫ゼリーを昆虫マットの上に直接置いてしまうと、カブトムシにひっくり返されたり、ゼリーがマットに沈んでしまったりすることがあります。

そうなると、カブトムシはエサを食べることができなくなってしまいます。

また、ゼリーがマットにしみ込み、汚れやにおいの原因にもなるのです。

そのようになることを防ぐためにも、エサ台は必要なものと考えてください。

*ちょっと寄り道「カブトムシの食欲」
カブトムシは大きな体に似合ってとても大食いです。
1晩で昆虫ゼリーを2個も食べてしまうこともあります。
入っている容量の多い「広口タイプ」の昆虫ゼリーも売っていますので、あなたのカブトムシに合わせて考えてみてくださいね。
また、カブトムシは食べ過ぎることを心配する必要はありません。
ですのでエサを食べ終えたら、すぐに交換しても大丈夫ですよ。

 

photoACの画像

におい対策

においの原因になるものには、昆虫マットに使われている腐葉土や、食べ残されたエサ、またはカブトムシの排せつ物などがあります。

それぞれどのように対策すればよいのかを以下に書いてありますので、参考にしてください。

  1. 昆虫マットのにおい
    においがひどくなる前に、定期的に交換するようにしましょう。
    また、消臭効果を持った昆虫マットも売り出されていますので、それを使うことも方法です。
  2. 食べ残されたエサからのにおい
    これはこまめに交換することが一番の対策になります。
  3. 排せつ物のにおい
    排せつ物は、ケースに付着したり、のぼり木に付着したりすることがほとんどです。
    ケースに付着した排せつ物は、ていねいにふき取りましょう。フタにも付着することが多いので、注意してください。のぼり木に付着している場合は、ひどくなったら新しいのぼり木に交換してあげましょう。しみ込んだものはなかなか取れません。
    また、ちょうどよい大きさの炭をのぼり木にすることも1つの方法です。炭はにおいを吸収してくれます。

ダニ対策

ダニはカブトムシのおなか側についています。

ダニがついていたら、水で流しながらやわらかい歯ブラシを使ってやさしく落としてあげましょう。

防ダニ効果のある昆虫マットも売り出されていますので、それを使うことも1つの方法です。

※注意してください

「ダニ取り」は、ダニが大量に発生した場合に実行しましょう。

カブトムシの飼育には自然に近い環境が望ましいのですが、ダニがまったく発生しない環境は自然とは言えません。

ですので、過度なダニ対策は必要ないのです。

長生きしてもらうために注意する事

オス同士を1つの飼育ケースに入れない

同じ飼育ケースに2匹以上のオスが入っているとケンカの原因になります。

ケンカをすると寿命が短くなる場合が多いですので、決してオス同士を1つの飼育ケースでいっしょにしてはいけません。

1つの飼育ケースには、オス1匹にたいしてメス1~2匹が理想です。

直射日光にあてない

カブトムシは暑さに非常に弱い生き物です。

暑い夏の日に直射日光になどあてていると、半日もしない内に死んでしまいます。

決して直射日光にあてたりしないようにしましょう。

photoACの画像

カブトムシが亡くなってしまったら

さびしい事ですが、多くの場合カブトムシは季節を越すこともなく死んでしまいます。

では、死んでしまったカブトムシはどうすれば良いのでしょう。

まずは、近くに雑木林があるのでしたら、その林の中に埋めてあげましょう

カブトムシは自然に土にかえっていきます。

 

近くに林がない場合は、「もえるゴミ」として処分してもらいます。

ゴミと聞くと悲しくなってしまいますが、適当に捨てずにちゃんと処分してもらうことがカブトムシのためにもなると考えましょう。

*ちょっと寄り道「カブトムシの寿命」
カブトムシの寿命って、どのくらいなのでしょう。
一般にカブトムシは、「幼虫から蛹(さなぎ)」の時期が9ヵ月ほどで、「成虫」になってからは2~3ヵ月の命といわれています。
思ったよりも短くて、ちょっとおどろいてしまいました。
いっしょにいられるのはほんのわずかな期間ですが、その間は元気に過ごしてほしいですね。

あとがき

初めてカブトムシを飼うときは、どうやって飼えば良いのか分からずにとても不安だと思います。

でもこの記事を読んで、少しは安心してもらえたのではないでしょうか。

基本的な飼い方が理解できれば、ほかに必要なものはあなたの愛情だけです。

大好きなカブトムシと少しでも長くいっしょにいることができるように、大切に育ててあげてくださいね。

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