AIでイラストを作ると、指の本数が6本だったり、逆に4本だったりすることがあります。せっかく気に入った可愛い女性が作れたのに、指のせいで台無しです 。
同じプロンプトで作り直しても、同じ女性ができる可能性は極めて低いし、もう、悲しくなります。
でも、Adobe Photoshop(アドビ・フォトショップ)の最新のAI機能を使うと、超簡単に修正できることが判明しました!
ということで、以下に、私が実際に行った手順を紹介していきますね。
元の画像と修正画像
まずは、下の画像を見てください。上は元の画像です。少女の右手の指が4本しかありません。でも、下の画像では、ちゃんと5本そろっています。
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この修正をするのに、わざわざ指を描いたわけではないんです。なんと、PhotoshopのAI機能を使ったら、ほんの数分で修正できてしまいました。
ただし、photoshopはAI機能の付いた最新版を使う必要があります。でも、サブスクを利用すれば1ヶ月1000円ちょっとで利用可能 です。実際、私もサブスクで利用しています。
>Creative Cloudフォトプラン/1180 円/月
(↑ なぜか横線が入っていますが、リンクは有効です)
Photoshopのこの機能を使って修正できるのは、指の本数だけではありません。アイディア次第でありとあらゆるおかしな部分が直せるでしょう。
AIイラストを作成しているなら、最新版のPhotoshopは手に入れておきたいツールです。
ちなみに、このAIイラストは、画像生成AIツール「Fooocus」を使って作成しています。
Fooocusダウンロードページ>>/Fooocus
修正手順
使うツールは範囲選択ツールです。「オブジェクト選択ツール」か「なげなわツール」などが使いやすいです。
修正したい画像をPhotoshopに読み込んだら、左端にあるツールの一覧から「オブジェクト選択ツール」や「なげなわツール」などの範囲選択ツールを選びます。
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「指」を追加したい場所を、大まかでかまわないのでぐるっと囲んで指定します。
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次に、画像の上にカーソルを置いて右クリックします。
すると、下のようなウィンドウが開きますので「生成塗りつぶし」を選択しましょう。
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横長のウィンドウの左端に書いてある「生成塗りつぶし」の文字をクリックすると、プロンプトを記入できるようになります。
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どのようにしたいのかのプロンプトを指定します。もちろん、日本語で大丈夫です。
今回は、「薬指を追加で作画する」にしています。
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あとは、右端にある「生成」をクリックするだけです。
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無事に指が5本になりました!
なお、右側を見ると、バリエーションのパレットが展開されています。この中にある何種類かの生成された追加部分から、気に入ったものを選ぶ事が可能 です。
今回は、3番目の指を使いました♪
必要な修正ができたら、必要に応じてPhotoshopを使ってレタッチしましょう。より完成度が上がりますよ。
修正したら保存しよう
修正が終わったら、保存を忘れないようにしましょう。ただ、このまま保存すると、Photoshopでしか開けない形式になってしまいます 。
jpgやpngなど、好きな形式で保存するには、まずはレイヤーを結合して1つにしましょう。
右端にある「レイヤー」の上で右クリックすると、あらたなウィンドウが開きますので、「画像を結合」を選択するだけです。
その後は、上部のメニューの「ファイル」から「保存」または「別名で保存」を使って、修正の終わった画像を保存しましょう。
実は、、、、、、
実は、「NMKD Stable Diffusion GUI」と「Fooocus」を使って作成したAIイラストを大量にアップしたサイトを作ってみました。
以下のリンクから行けますので、興味のある方はぜひ、楽しんで見てください。
ただし、ちょっとHなイラストもあるので、閲覧する際は注意です♡
今のところ、「猫耳少女」「美少女」「女神さま」の3つのジャンルがあります。さまざまなテーマでイラストを作っていて、今後も増やしていく予定です。
おわりに
Photoshop(フォトショップ)の進化した機能には、本当に驚かされました。
おかげで、ずっと悩まされていたAIイラストの指の変形や欠損、それに6本や7本になる問題が解決です 。
しかも、やり方も超簡単なのですから、本当に助かりますね。
この後は、もっといろいろな部分の修正への使い方を試してみようと思っています。
「AIイラスト作成ツール + 最新版のPhotoshop」の組み合わせは、もしかすると最強かもしれません♡